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2004年 07月 19日

『バトルシップ』

******* 注意! あなたは観る必要のない映画の紹介文を読もうとしています **********

ひさびさに、「これぞB級!」というSF映画を観ました。

『バトルシップ』(97年 アメリカ)です。

B級映画には、いろいろな暗黙のお約束があります。
たとえば

・クライマックスは、主役と悪役が、なぜか素手で殴りあう。
・無意味にお色気シーンがある。
・同じく無意味に残酷なシーンがある。
・警察がアテにならず、主人公は自力でなんとかしなければならない。

などなど。

これらすべてを満たした映画をひさしぶりに観ました。お腹いっぱいです。


一応、あらすじを。(ネタバレ注意ね、一応w)

  主人公の泥棒は、宇宙ギャング(笑)のアジトに捕まっていました。
  そこに警察の手入れがあり、ギャング達は捕まって、タイタン刑務所行きの囚人護送船に乗せられます。
  主人公はギャングの宝石を奪い、途中で出会った ギャングの奴隷として働かされていたヒロインを連れて
  武器コンテナに隠れているうちに、コンテナごと囚人船に乗せられてしまいます。

  ヒロインはタイタン刑務所に救難信号を発信しますが、ギャングの罠だと思われて無視され、
  逆にギャングに捕まって、通信装置も壊されてしまいます。
  あわや拷問される! というところで主人公が助けに入ります。

  船はタイタンからの警備船に接舷され、攻撃を受けますが、ギャングはこっそり持ち込んでいた
  武器で武装しており、銃撃戦になります。

  そして主人公とギャングのボスの一騎打ち。当然、素手の殴り合いもあります。
  主人公はダイハード1と同じ手で勝ち、ボスは死にます。
  
  しかしタイタン刑務所からミサイルが!

  2人しか乗れない救命艇に飛び乗った主人公とヒロインは、からくも脱出して、映画は終わりです。

どうです。ツッコミ所満載でしょう?


まず、SFと言いながら、宇宙船を外から見るシーンは、全部で20秒くらいしかありません。
しかも遠景しか写りません。よっぽど特撮に自信がなかったんでしょうか。なかったんでしょうねぇ。

なので舞台はずっと屋内です。
ギャングのアジトと囚人船、どちらも同じ倉庫のようなセットです。
いや、実際、同じ倉庫で撮影したのではないでしょうか。

それからギャングには途中から美人アンドロイドが味方につきますが、彼女、無意味に人前で着替えをするんです。
また、ヒロインの拷問シーンは、なんのかんの言いながら、シャツの胸元を少し切り下げただけでおしまい。
無意味です……

また、何十名も囚人を乗せる船なのに、乗組員だけで十数人いるのに、なんで救命カプセルが2人乗り1隻しかないのか。

タイタンからの警備船と、囚人護送船は、接舷する前になぜ砲撃戦をしなかったのか。
まあ、特撮に自信と予算がなかったんでしょうけど…

途中で主人公たちが、ボスと女アンドロイドから逃れるために、電気ショックの罠にはめるシーンがあるんですが、
体を伝う閃光の合成、40年前に作られたテレビ番組『赤影』にすら見劣りします。


あらすじを読んでもらって分かるように、まだまだツッコミ所だらけなんですが、予算と技術がなかったせいだと
思って見ると、すべて説明がついてしまうところも最高です。

いやぁ、久しぶりにいいもん見せてもらいました。
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by himaohimao | 2004-07-19 07:15 | 映画


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