B級ブログ

himao.exblog.jp
ブログトップ
2004年 08月 04日

『サンダーバード』

a0032792_1301241.jpg

いよいよ今週末、実写映画「サンダーバード」が公開されますね。

そこで今日は、アンダーソン作品群のなかでも一番の名作とされている、
『サンダーバード』について いろいろと語ってみたいと思います。


この作品は、イギリスで製作され、1964~1966年に放送されました。

内容については みなさんご存知でしょうから、ここでは省くとして・・・


元々は30分番組として企画されていたのですが、試写を見たテレビ局の方から、
「面白いから1時間番組にしてくれ」
と言われ、あわててメカの発進シーン等を増やして尺を合わせた話は有名。

最初は救助に失敗したりして危機感がつのり、2度目の救助で成功するという
2重構造になったのもこのため。

おかげで単なるレスキュー物語だった番組に、細部に渡るディテールが加わり、
重厚な作品に仕上がっています。


アンダーソンは特に飛行機が好きだったようですね。

サンダーバードの5つの機体の内訳を見ても、

  超高速航空機、貨物輸送用航空機、宇宙ロケット、潜水艇、宇宙ステーション

と、飛行機だけが2機も入っています。

これを活動分野別に見ると、

  空2、水中1、宇宙2

となって、いかにも偏ってみえます。

まあ、情報収集に必要な5号(宇宙ステーション)はおいておくとして、
飛行機を1機けずってジェットモグラ(地中)を入れたほうがバランスがいいと思うのは
僕だけでしょうか。
やはりどうしても輸送機が必要ならば、6機にしてもよかった。

他にも、飛行機がメインのエピソードが多いですね。
第一話にしてからが新型航空機の救助話でしたし。


転じて陸のメカは、救助される側が多かった。
にもかかわらず、新型の森林伐採機や、6本足の歩行車など、凝ったものが多くありました。


水中は4号の独壇場。1,2号はサポートにまわることが多かったように思います。


宇宙ですが、当時は宇宙開発と言えば人工衛星か月ロケットという時代でした。
月まで行くのには何十日もかかりますから、おのずと軌道上でトラブルを起こした人工衛星や
ロケットを救助する話になっていました。

現代のようにスペースシャトルや宇宙ステーションが日常のものになっている時代に
番組が製作されたなら、どうなっていたか、興味のあるところです。
かなわぬ夢でしょうが。


次にキャラクターですが、隊員たちはすべてトレイシー一家の子供たちということはご承知のとおり。
ところがこの兄弟、1号から5号まで歳の順に並んでないって知ってましたか。
長男から並べると、

  1号 スコット
  2号 バージル
  5号 ジョン
  4号 ゴードン
  3号 アラン

となります。
ジェフお父さんがんばりましたね~(^^;


さて、新作映画の話です。

最初に予告編を見たときは、2号の機体後部に伸びたジェットノズルがない!と違和感を感じたものですが、
よく考えると現用航空機はみなあんなノズルはつけてないわけで、まあ納得しました。

音楽や特撮も、できるだけオリジナルに沿ったかたちで作られてるようです。

で、肝心のストーリーですが、試写を見た人の話では、残念ながら あまり評判よくないようですね。

ここからはネタバレになりますが・・・

国際救助隊が完成する直前の話のようなんですが、肝心の救助隊がピンチに陥ってしまって、
あまり活躍しないんだとか。

では誰が活躍するのか。末っ子のアランなんだそうで。

彼はまだ学生で、救助隊に入れてもらえない。悶々としていたところが、救助隊のピンチが
彼の活躍によって救われるという話だそうで。

サンダーバードの主役って、メカじゃなかったのかい?と言いたくなるのは僕だけではないでしょう。

でも、見ちゃうんだろうな~。なんたってサンダーバードだもんな~。
[PR]

by himaohimao | 2004-08-04 13:02 | 海外SFドラマ


<< 叱られる男      台風一過 >>