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2004年 08月 10日

『謎の円盤UFO』

映画 実写版サンダーバード公開記念 第4弾

『謎の円盤UFO』(1970年)のご紹介です。

前に紹介した『キャプテンスカーレット』から間に3本挟んでの、アンダーソン初の実写作品です。


設定は…

  1970年、世界各地でUFOの目撃 およびUFOが関与すると思われる誘拐事件が発生していた。
  これを憂慮した世界各国の政府は、地球規模での防衛組織を結成することにした。
  10年後の1980年、地球防衛組織総本部シャドー(SHADO Supreme Headquarters Alien Defence Organization)が
  組織された。
  そこに襲い来る謎のUFO。
  戦いの火蓋は切って落とされた。

という単純なものです。

それがなぜ いまだに根強い人気があるのか。

今回はちょっと趣向を変えて、シャドーの対UFO防衛システムを逐一紹介していきます。



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まずは敵のUFOです。
宇宙空間・大気圏内 関係なく、クルクル回りながら高速で飛んで来ます。
あらゆるものを破壊するビームを発射します。




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これはSDI(Space Intruder Detector)というコンピュータ衛星です。
早い話が UFOが近づくと知らせてくれる早期警戒システムです。
で、こいつがUFOを探知し、シャドーがこれの警報を受けると……




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月面に建設されたルナ・ベースです。




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ルナ・ベースから このインターセプターが発進します。
宇宙戦闘機ですね。
なんと武装は船首のミサイル1発のみ。はずれたら基地に帰るしかありません。
まるで第2次世界大戦末期の日本のロケット推進特攻機「桜花」みたいです。
で、インターセプターで迎撃できなかった場合…


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潜水艦にして動く海中基地、スカイダイバーです。
艦首に戦闘機スカイワンがくっついています。
というか艦首全体がスカイワンでできているんですね。




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スカイダイバーが艦首を上にして浮上すると、このスカイワンがロケットのように飛び出します。
大気圏内戦闘機ですね。上空でUFOと戦うわけです。
上記の理由で1機しかありません。
潜水艦の一部でありながら戦闘機。
水圧に耐えるほどの強度を持っているなら、きっと機体は重たいでしょうから、
空中での機動性はよくないと思うんですがねぇ…

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で、スカイワンで撃退できずにUFOが着地・墜落してしまったとき、
攻撃や調査に向かうのが、このシャドーモービルです。
これ自体が戦うというより、乗員が降りて戦うシーンが多かったような…






この作品では、敵が同じ形をしたUFOであるため、逆に地球の防衛網に
これだけのメカや基地を設定して、飽きさせない構造にしてあるんだと思います。

現にいまだに模型人気は衰えず、自作する人、ガレージキットを販売する人が絶えません。
それほどの魅力を持ったメカ設定だといえるでしょう。



次にキャラクターなんですが、


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ストレイカー司令官です。
シャドーの設立者にして最高責任者。アメリカ空軍の大佐です。
普段は とある映画会社の地下深くにあるシャドー本部で指揮をとっています。
白髪は、わざわざ脱色したのだそうです。




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副司令官。名前すら覚えてません(^^;
よくスカイダイバーに乗っていたような…?
最後は司令官とともに活躍します。




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一番人気のエリス中尉。ルナベースのオペレーターです。
ルナベースの隊員って、女性ばかりで、みんなこんな風に髪を染めていて、
銀色で 裾の短いワンピースを着ています。
これが当時の未来観だったんでしょうか。





さてツッコミ所ですが、俳優の演技が硬い。不自然。というか、脚本・演出が変なんですな。
これは『キャプテンスカーレット』の頃から感じていたのですが、
本作から人間の俳優を使うようになったので、不自然さが特に目立つようになりましたね。

もう一度 キャラクターの映像を見てください。無表情でしょう。
この顔のまま演技するんです。
そう。人間が、まるで人形のように見えるんですよ。
アンダーソンが、さんざん人形劇(マリオネーション)を作ってきて、実績が認められ、ようやくつかんだ実写ドラマだったのですが、
そのときには もう、人形劇が身についていて、「人間を使った人形劇」しか作れなくなっていたのではないでしょうか。


話は UFOの撃墜、宇宙人との遭遇、かと思ったら… という風に続いていくんですが、
やはり本作は、メカとそれに付随する組織を見る作品だと言えるのではないでしょうか。
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# by himaohimao | 2004-08-10 07:45 | 海外SFドラマ
2004年 08月 08日

抗争の果てに

       ヒットマン・ペリカンによる 最初の犠牲者です。
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# by himaohimao | 2004-08-08 07:39 | 変なモノ
2004年 08月 08日

天使のような奥様

第10回 トラボケ 参加作品


旦那は今夜も帰りが遅くなるらしい。
携帯に一言メール、
「古本屋に寄って帰る」
ってあったから。
趣味の郷土史研究もいいけど、あたしたち新婚なんだからね。
いいかげんにしてほしいわ。

特にこの新築の家を建てて引っ越して来てからというもの、夜は書斎にこもりっきりで、
古ぼけた本とにらめっこしてばかり。
呼びかけても
「ちょっと待ってくれよ。僕らを守る大事な研究をしているんだ」
の一点張り。守るってなによぉ。

旦那が留守のときに こっそり部屋に入って 本を開いてみたことあるんだけど、
紙魚っていうの? なんか小さなキモい蟲みたいのが見えたんで、
急いで閉じて、すぐ出てきちゃった。
それ以来、あの部屋に足を踏み入れたことはない。


で、ベッドでふて寝していたら、家がミシミシッときしむ音がした。
ま~たあいつらだ。
窓から外を覗くと、やっぱりいた。
30cmくらいの小鬼が数匹づつ 家の柱に取り付いて、一生懸命ゆすってる。
冗談じゃないわよ。毎日毎日やって来て。
新婚早々無理して買った家を壊されてたまるもんですか。
ローンだってあと30年も残ってるのよ!

前に旦那に相談したときも、
「それは家鳴りっていう日本古来の妖怪だよ。それ以上の悪さはしないから放っておきなさい」
なんて言うばかり。
こうなりゃあたしがなんとかするしかないわ。

布団叩きを片手にテラスに飛び出す。
手近な小鬼からパンパン叩いて追い出してまわる。
こいつら弱っちいし、いつものことだから、怖くともなんともない。
ただウザいだけ。
だって、ただ逃げ回るだけで、やっつけられないんだもん。

いつもはこれで終わりにしてやるんだけど、今日は違うぞ。
こっちには援軍がついたんだ。


昨日、裏庭でボーッと洗濯物を干していたら、急に空が曇って、雷まで鳴り出したのね。
アチャー、洗濯物乾かないやって思ってたら、空から白鳥みたいな羽根のはえた女の人達が
降りてきて、話しかけてきたの。
白人見たのは初めてってわけじゃなかったけど、あんな美人が集団で来ると驚くわよ。
目は青っていうより空色、髪はプラチナブロンドってやつ?
おまけに輝く銀のヨロイを着て、長い槍まで持ってんのよ。カッチョイー。

あたしの目をじっと見つめて
「私たちは悪い悪魔を退治するために旅を続けています」
なんつって。
「怪しいやつを見かけたら、この笛を吹いてください。すぐに駆けつけますから」
って、石でできた小さな笛をもらっちゃった。丸いオカリナみたいな感じかな。
かわいいから、穴に紐を通して首にかけてるんだ。


で、今こそ それを使うときでしょう。
笛を取り出し、それらしい穴に唇を当てて思いっきり息を吹き込む。
あれ? なんかスカスカした小さな音しか出ないな。

と思ったら、どこからともなくオォォォンって苦しむような声がして、急に地面が揺れ出した。
いや、揺れるっていうより波打つ感じ。
もう立ってられないって思ったとき、身体が浮いた。

見ると昨日の あの人達が両脇を支えてくれて、あたしは空に浮かんでいた。
「すごいすごい、空飛んでる~」
「今はそれどころじゃありません。あれを見てください」
指差す方を見ると、ぎゃっ、あたしの家が黒い顔になってるじゃない。

もっと正確に言うと、あたしん家のご近所一帯が黒い霧に包まれてて、
その霧が全体で大きな顔になってんのね。
まるで巨人が地面から顔をのぞかせてるみたい。

「あれは悪魔の手下です。退治しましょう」

気がつくと、あたしにも白い羽根がはえていた。
新築ローン30年のあたしたちの家を壊されてたまるもんですか。
行くわよ~。


「待った!」
あれ? 横から誰かが割って入ってきた。
見るとカラスのような黒い羽根をはやした男の人。
顔は… うわぁ、ウチの旦那にクリソツでやんの。
てか、旦那じゃないの! あなた、そこで何やってんのよ。

「あれが悪魔です!」
援軍の人たちが叫ぶ。

悪魔? ならもうちょっと怖そうな顔してるんじゃない?
それとも すんごい美形とか。
それが旦那ってどうよ。
凄味がないったらありゃしない。
はっきり言って、負ける気がしない。

「んじゃあ あなた、いくわよー!」
布団叩きをかまえると、旦那はあわてたように
「待った待った。俺は悪魔なんかじゃない。
 このあたり一帯には、古来土地神様が憑いていてだなぁ、
 代々この土地を守っていてくださったんだ。
 それにお前に取り憑いているのはワルキューレという北欧の死神の一種だぞ。
 最近では、落ち着く場所を求めてさまよってるって噂だ。」

コライトチガミサマってなによー。漢字いっぱい使われたって わかんないわよぅ。
援軍さんたちも
「だまされてはいけません。あれは悪魔と その手下です」
って言ってるしー。

「まてまて、この古文書にだな」
いやーん、旦那ってば、カビ臭い本を開いて なにやら言ってるんだけど、
その本から例の蟲がボタボタこぼれ落ちてるの。
それも10cmくらいの大きさのヤツが。

それに待て待てってうるさいわね。
あたしが何か頼むたびに いつもいつも「ちょっと待って」って本に夢中で。
そんなにあたしの言うことが聞きたくないの。
そう、そんならいいわよ。あたしだって、あたしだってねぇ…

なんかだんだんハラ立ってきた。ええいやっちゃえ!
布団叩きをかかげて急降下。旦那をビシバシ叩いちゃう。

「うわっ、ちょっと待って、待っ」

かまうもんですか。えい、やあ!

「うわ、痛っ、ちょ、マジ痛っ、うわー」

あはは、旦那ってば、空から落ちちゃってんの。
って、このまま落ちるとあたしん家に落下しちゃうじゃない。
冗談じゃないわ。
あんな蟲を持ち込まれて、大繁殖でもしちゃったらどうしてくれるのよ。

あたしも急降下。ズサー。庭にみごとに着地。
黒い顔の形をした霧のなかに入っちゃったことになるけど、あたしたちの家を守るためだもん、
そんなこと言ってられないよね。
それに霧の中って、ほんわか暖かくてなんだか気持ちいい。

先に落ちてた旦那は、どこか打ったらしく、しゃがみこんで うーうー唸っている。

空から声が響いてきた。
「今がチャンスです。悪魔を打ち滅ぼすのです」

そんなこと言われてもねぇ。相手は旦那だし、動けそうにないし、庭だから蟲も大丈夫だろうし。

「ならば笛を吹きなさい。その音色には悪魔の手下を弱らせる効果があるのです」

あーもううるさいわねぇ。あたしに命令するんじゃないわよ。
旦那にもそんな口きかせたことないんだからね。

あたしが美女軍団と睨み合っていると、その間に旦那が回復したらしく、
古本を開いてなにやら唱えはじめた。

「オンムラクモツチヒメノコニシテワガソタケルノミコトニカシコミカシコミオンネガイタテマツ……」

えーいあなたもウザいわね。布団叩きでひっぱたく。
なにが「あ痛」よ。
庭に座り込んで わけわかんない本 声に出して読んでるんじゃないわよ。


そんなことを繰り返しているうちに、美女軍団の方がラチがあかないと判断したらしく、
空のかなたへ帰っていっちゃった。

すると霧も地面にしみこむように消えていって、なんだかスーッと気分もよくなって……



目が覚めた。寝室に、朝の光が差し込み始めている。
もう一度寝るか。
いつのまにか隣で寝ていた旦那がうなされて寝言を言っている。

「俺たちの… ローンが… 守らなくちゃ…」

ちょっと、どうしたの。
軽く揺さぶると、旦那はガバッと起き上がってこう言った。

「うわあぁっ! いやぁ、いまのは怖かった・・・」

「どうしたのよ。いったい何が怖かったの」

「うわっ、もうぶたないでくれ!」

「失礼ねぇ。なに寝ぼけてんのよ」

旦那はボーゼンとした顔で あたしをしばらく見つめたあと、真顔に戻ってポツリと
「いや、なんでもない」
とだけ言った。

ホント、人騒がせなんだから。
でもやっぱりあなたが好き☆
キスしてあげると、むこうもあたしに覆いかぶさってきた。


ちょっとあなた、なに見てんのよ。
あなた、あなたのことよ。ここからはオフレコよ。
カーテン閉めるからね。じゃあね。

シャッ

(暗転。おしまい)



■□■□■□■□■□【トラバでボケましょうテンプレ】■□■□■□■□■□
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萩尾望都の『あぶない丘の家』の 最初のエピソード「あぶないアズにいちゃん」を
モチーフにしました。

奥様、読んでおられるといいなぁ……
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# by himaohimao | 2004-08-08 07:27 | ショートショート
2004年 08月 06日

『キャプテンスカーレット』

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映画 実写版サンダーバード公開記念 第3弾

『キャプテンスカーレット』(1967年)をご紹介します。

前作「サンダーバード」の大成功を受けて、アンダーソン夫妻は、次なる作品を制作しました。
それがこの「キャプテンスカーレット」です。


内容は…

  時は2068年、世界政府大統領直属の特殊安全機構軍"スペクトラム"の宇宙船が火星に着陸。
  そこにはすでに宇宙生命体"ミステロン"の基地が存在した。
  彼らのビデオカメラを武器と誤認した火星派遣軍のチーフ、ブラック大尉はこれを攻撃してしまった。
  姿が見えず、再生能力を持つミステロンは、地球人を暴力的と判断し、地球に報復攻撃をしかけてきた。
  スペクトラム対ミステロンの戦いが始まったのだ。

  ミステロンの攻撃方法は間接的だ。
  死んだ人間を再生して操り、攻撃させるのだ。
  最初に操られ、全編を通してスペクトラムに敵対するのはブラック大尉。
  次にスカーレットが操られるが、彼は再度死亡したショックで自意識を取り戻した。
  しかしミステロン特有の再生能力は備わったままなので、
  キャプテン・スカーレットは、何度死んでも生き返る、不死身の隊員となって
  ミステロンと戦うのだった。
  
というお話。


もともとジュリー・アンダーソンには、人形劇に留まらない作品を作りたいという願望があったらしく、
今作のマリオネットは、実にリアルに作られています。

頭部にあった機構を小型化し、さらに一部を胴体内に移すことによって、人形を約7頭身まで
引き上げることに成功しました。

照明も暗くして、画面に緊迫感を出すとともに、人形ができるだけ人間のように見えるよう工夫しています。
実際、シルエットで映されると、一瞬 人間に見間違えて気持ちが悪くなるほどです。

ストーリーもサスペンス・アクション仕立てになり、明るいサンダーバードとは
かなり違う雰囲気になっています。


次にキャラクターの設定ですが、隊員を色分けすることで区別しています。

  ホワイト、スカーレット、ブルー、グリーン、ブラック、マゼンタ、グレイ などなど。

日本の戦隊物が色分けされているのは、これをモデルにしたからだと言われてますね。

司令官のホワイトは大佐、オペレーターのグリーンは少尉ですが、他はみな大尉です。

ここで疑問が湧いてきます。

英米軍の階級では、キャプテンとは大尉のことです。

ブルー大尉やブラック大尉たちは「大尉」と呼ばれているのに、スカーレットだけが
なぜキャプテンと呼ばれるのか。

試しに英語音声を聞いてみると、もちろん全員が「キャプテン誰それ」と呼ばれています。

このころの東北新社って、こういう「意訳?」が多いんですよね。
エンジェル隊(後述)のメンバーの名前も変えられてしまってるし。
まあ、まだキャプテンスカーレットはマシな方ですが。


次にメカの魅力いってみましょうか。

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まず、スペクトラム本部が空中空母だというところに驚かされます。
特に羽根らしいものもないのに、高空に浮いているのです。
ミステロンに狙われないためなんでしょうが、昼も夜も雲の上に浮いているなんて、
いったい燃料代はいくらかかるのでしょうか。
あ、この時代は「未来の動力は原子力」の時代だったからいいのかな?


それから追跡戦闘車(Spectrum Pursuit Vehicle SPV)。(一番上の写真右)
装甲を厚くするために、操縦者は 車体後部に後ろ向きに座り、モニターで前を見ながら運転するという斬新な設計。


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そしてエンジェル・インターセプター。
これには、ディスティニー、ラプソディー、シンフォニー、メロディー、ハーモニーの女性隊員たちが
搭乗します。
サロンのような待機室でエンジェル隊員たちが談笑していると、ホワイト大佐からの出動命令がはいり、
みんなが座っていたイスがそのまま上がっていって戦闘機に乗り込むシーンには驚かされました。

うろおぼえなんですが、エンジェル隊長のディスティニー・エンジェルは、任務のついでにパリ郊外に着陸して、
香水を買っていたような記憶があります。
このへんのオシャレな感覚は、夫人のシルヴィア・アンダーソンが大きくかかわっているような気がします。

他にも紹介したいメカはあるのですが、キリがないのでこのへんで。


で、恒例のツッコミ所です。

この作品は、完成度が高いので、作品の質自体にツッコむところはほとんどありません。

ただ、この作品から、脚本に、英国色と言うかアンダーソン色が濃くなってきます。

まず、相手を先に攻撃したのは地球人だということ。
客観的に見て、まず謝るべきはこっちの方です。
アメリカでは、こういう設定には まずしません。
非常にイギリスっぽいと思います。

それから口調が無意味にぶっきらぼうな点。
ホワイト大佐が部下にキツくあたるので、これはなにかの伏線か?と思っていると、
最後まで全然関係なかったりします。
このことは、後の実写作品「謎の円盤UFO」や「スペース1999」で人間が演じるようになると、
なおさら目立つようになります。
演出が硬いというか、なんかヘンなんですよね。
アンダーソン色としか言いようがありません。

そしてエンディングの絵!
絵画を連続して映していくんですが、どれもスカーレットがピンチに陥る絵でして、
えーつまりなんというか、かなりSMチックなんですな。
こればっかりは見てもらわないと分からないと思いますが、異様です。


とにかく、本作は、アンダーソンのマリオネーションの最高峰と言っていいでしょう。

英米では、作品群の中で一番の人気を誇っています。
日本ではサンダーバードのほうが人気が高いようですが。

サンダーバードがお好きな人なら、機会があればぜひ一見なさることをお奨めします。
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# by himaohimao | 2004-08-06 20:29 | 海外SFドラマ
2004年 08月 06日

あと1年 もう1年

☆27考さん誕生記念・鉄人28号祭り☆ に参加しま~す


遅くなりましたが、お誕生日、おめでとうございます。

28歳といえば、社会人としてようやく自他共に1人前になりつつあるところかと拝察いたします。
(少なくとも僕はそうでした)
これからは、いろいろと責任もやり甲斐も増えてくると思いますが、リラックスして行ってください。

ところで…
これは28歳になるまで知らされてなかったと思うんですが…
日本人は、伝統的に、28歳までは、誰かに操られて人生を送っているんです。

これは故 金田博士の鉄人研究と関係があるとも言われていますが。

そして操縦者は、あなたの見える範囲にいる人です。

心当たりはありませんか?

私は、この方々のうちのだれかが怪しいとにらんでいるのですが。

●企画元: 発展途嬢公園(仮)(なっちょこ) http://nutschoco.exblog.jp
    :やみくもバナナメロン(クレマム)http://nightegg.exblog.jp/
    :一休寺(一休)http://cousaku.exblog.jp/

まあ、あと1年で操り期限も切れますので、ノンビリやってください。
その間、操縦者を怒らせさえしなければ、そうひどい目には遭いませんから。

とまれ、誕生日おめでとうございます。来年またお祝いしましょう。

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☆鉄人28号祭りに参加中☆
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# by himaohimao | 2004-08-06 20:20 | 企画参加
2004年 08月 06日

仁義なき戦い

ますます競争が激化する 宅急便業界の裏側で、こんな戦いが繰り広げられていたなんて・・・
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# by himaohimao | 2004-08-06 07:04 | 変なモノ
2004年 08月 05日

『スティングレイ』

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映画 実写版サンダーバード公開記念 第2弾

「スティングレイ」(1964年) のご紹介です。

これはサンダーバードの前にアンダーソン夫妻が作ったテレビ番組です。

設定は…

  "世界海洋安全機構(World Aquanaut Security Patrol 通称WASP)"が誇る最新鋭原子力潜水艦スティングレイは、
  今日も海洋をパトロールしていた。

  ところが、海底魔王タイタン率いる 海底王国タイタニカの潜水艦メカニカルフイッシュから攻撃を受ける。
  半魚人の王国タイタニカは、強力な機械魚部隊を使って、アトランティスをはじめとする近隣諸国を侵略していたのだ。

  スティングレイの乗組員 トロイとフォンズは、救い出した海底都市パシフィカの王女マリーナと共に、
  タイタニカの脅威に立ち向かうのだった。

というお話です。


このスティングレイから、アンダーソン作品はカラーになりました。

また、声優が先に演技しておき、それを録音したテープの電気信号によって人形の口を動かす
「リップ・シンクロ・システム」(Lip Synchro System) も、すでに完成していました。

サンダーバードよりも等身が低いのは、そのシステムがまだ大型だったため、
それを組み込む人形の頭部を大きくせざるをえなかったためです。

さらに、人形の顔を、声をあてる俳優の顔そっくりに作りました。
このことは人形にリアル感を与えただけでなく、俳優のやる気も引き出したことでしょう。


さて内容ですが、まず目を引くのは特撮シーンでしょう。
スティングレイがWASP基地から発進するシーンは、後のサンダーバードを彷彿とさせます。

海中の特撮も当時としては素晴らしい。
カメラの前に水槽を置いて撮影しているだけかと思いきや、スティングレイから気泡が立ち上ったりして、
「うわ、模型を水に浸けて操作してるんだ!」
と驚いたりしました。


次にキャラクターですが、一番目を引くのはマリーナでしょう。
前述しましたが、彼女は海底都市パシフィカの王女で、自発的にWASPに協力してくれているのです。

彼女は深海でも潜水具なしに泳ぐことができます。事前に危険を察知することもできるようです。
しかし言葉を話せません。パシフィカではテレパシーのようなもので会話するからです。

敵の知識を持たないトロイたちに、身振り手振りで危険を伝えようとするマリーナの姿には、
ハラハラさせるものがありました。


最後にツッコミ所なんですが、トロイとフォンズは運転席(?)にしっかり座っているんですが、
マリーナは船室後部にあるソファに座っているんです。目の前の円テーブルにはお茶の用意が。
さして広くない船内なのに、お茶セットと それ用のテーブルがあるんですよ。

危機を回避したトロイたちが、番組最後にここでお茶を飲むシーンがあったように記憶しています。
いつどんなときでもお茶の時間を忘れないイギリスらしい演出だなぁと思ったことでした。
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# by himaohimao | 2004-08-05 06:02 | 海外SFドラマ
2004年 08月 05日

叱られる男

第9回トラボケ大賞 不参加 作品


 お題:「大事な局面でまた遅刻ですか?」



「あいつだ、あいつを呼べ!」

編集長の怒りは心頭に発していた。

「彼はまだ帰社していませんが」

傍らにいる、スーツを着た聡明そうな女性が言った。

「まったくあいつときたら! 総力をあげてこの件を追えと言っているのに!」

編集長はゴマシオ頭を逆立てて怒鳴っていた。

「この件の写真つき記事が今日の夕刊に載せられれば、大スクープ間違いなしなんだぞ!」

「無理ですよそんな。カメラは彼が持ってるんですし。」

女性が冷静に指摘する。

「だからこうして我慢して待ってやってるんじゃないか! だが物には限度というものがあるぞ」

編集長の怒りが頂点に達しようとしたそのとき、部屋の扉が開いた。

「やあ、遅れてすみません」

大柄な身体をスーツに包み、フチの太いメガネをかけた男はヘラヘラと笑って言った。


「クラーク・ケント! お前は今まで何をしていたんだ! いつも大事な局面に遅刻しおって!」


新聞社デイリープラネットの編集長ペリー・ホワイトの怒りが爆発した。
瞬間湯沸かし器とあだ名される彼のことだ。この小言はしばらく収まらないだろう。

クラークとコンビを組んでいる 傍らの女性、ロイス・レーンはため息をついた。

「クラークったらいつもこうなんだから。私たちが追っているスーパーマンとは雲泥の差ね」



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 1つのお題に対しては1人1トラバ(1ネタ)とします。
 お題が変われば何度でも参加OKです。
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 企画終了条件は
 みんなが飽きるまで、もしくは企画者が終了宣言をした時です。

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ウルトラマンかスーパーマンネタ、絶対出てくると思ってました。
で、両方、同じパターンで書いておいたんですね。

ところがその後、別の話を思いついたので、そちらで参加させていただきました。

結局、ウルトラマンネタは出ましたが、意表を突いたアプローチで、このアイディアとは
かぶっていないと自分で勝手に判断。

なんとかこの話にも日の目を見せてやりたいと思い、わがままとは知りつつも、
スーパーマンの方を、大会終了後にトラックバックさせていただきます。
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# by himaohimao | 2004-08-05 05:00 | ショートショート
2004年 08月 04日

『サンダーバード』

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いよいよ今週末、実写映画「サンダーバード」が公開されますね。

そこで今日は、アンダーソン作品群のなかでも一番の名作とされている、
『サンダーバード』について いろいろと語ってみたいと思います。


この作品は、イギリスで製作され、1964~1966年に放送されました。

内容については みなさんご存知でしょうから、ここでは省くとして・・・


元々は30分番組として企画されていたのですが、試写を見たテレビ局の方から、
「面白いから1時間番組にしてくれ」
と言われ、あわててメカの発進シーン等を増やして尺を合わせた話は有名。

最初は救助に失敗したりして危機感がつのり、2度目の救助で成功するという
2重構造になったのもこのため。

おかげで単なるレスキュー物語だった番組に、細部に渡るディテールが加わり、
重厚な作品に仕上がっています。


アンダーソンは特に飛行機が好きだったようですね。

サンダーバードの5つの機体の内訳を見ても、

  超高速航空機、貨物輸送用航空機、宇宙ロケット、潜水艇、宇宙ステーション

と、飛行機だけが2機も入っています。

これを活動分野別に見ると、

  空2、水中1、宇宙2

となって、いかにも偏ってみえます。

まあ、情報収集に必要な5号(宇宙ステーション)はおいておくとして、
飛行機を1機けずってジェットモグラ(地中)を入れたほうがバランスがいいと思うのは
僕だけでしょうか。
やはりどうしても輸送機が必要ならば、6機にしてもよかった。

他にも、飛行機がメインのエピソードが多いですね。
第一話にしてからが新型航空機の救助話でしたし。


転じて陸のメカは、救助される側が多かった。
にもかかわらず、新型の森林伐採機や、6本足の歩行車など、凝ったものが多くありました。


水中は4号の独壇場。1,2号はサポートにまわることが多かったように思います。


宇宙ですが、当時は宇宙開発と言えば人工衛星か月ロケットという時代でした。
月まで行くのには何十日もかかりますから、おのずと軌道上でトラブルを起こした人工衛星や
ロケットを救助する話になっていました。

現代のようにスペースシャトルや宇宙ステーションが日常のものになっている時代に
番組が製作されたなら、どうなっていたか、興味のあるところです。
かなわぬ夢でしょうが。


次にキャラクターですが、隊員たちはすべてトレイシー一家の子供たちということはご承知のとおり。
ところがこの兄弟、1号から5号まで歳の順に並んでないって知ってましたか。
長男から並べると、

  1号 スコット
  2号 バージル
  5号 ジョン
  4号 ゴードン
  3号 アラン

となります。
ジェフお父さんがんばりましたね~(^^;


さて、新作映画の話です。

最初に予告編を見たときは、2号の機体後部に伸びたジェットノズルがない!と違和感を感じたものですが、
よく考えると現用航空機はみなあんなノズルはつけてないわけで、まあ納得しました。

音楽や特撮も、できるだけオリジナルに沿ったかたちで作られてるようです。

で、肝心のストーリーですが、試写を見た人の話では、残念ながら あまり評判よくないようですね。

ここからはネタバレになりますが・・・

国際救助隊が完成する直前の話のようなんですが、肝心の救助隊がピンチに陥ってしまって、
あまり活躍しないんだとか。

では誰が活躍するのか。末っ子のアランなんだそうで。

彼はまだ学生で、救助隊に入れてもらえない。悶々としていたところが、救助隊のピンチが
彼の活躍によって救われるという話だそうで。

サンダーバードの主役って、メカじゃなかったのかい?と言いたくなるのは僕だけではないでしょう。

でも、見ちゃうんだろうな~。なんたってサンダーバードだもんな~。
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# by himaohimao | 2004-08-04 13:02 | 海外SFドラマ
2004年 08月 03日

台風一過

a0032792_5573937.jpg数日前、台風が通り過ぎていきました。

被害に遭われた方には申し訳ないんですが、
家中の窓を開けておくだけで、風がビュウビュウ吹き抜けて、気持ちのいいもんでした。

ところが興奮したのがウチのロデム(3歳♂)。

風は吹くわ 音はするわで、同時にすべての窓を見張ろうとして東奔西走。
(写真)

それでですね、こいつ、身体があんまり強くないんですわ。
兄弟のなかでも一番成長の遅い仔を見かねてもらってきたんで、文句も言えないんですが。

で、やっぱり疲れが出て、翌日から風邪ひきさんですよ。
目のまわり 真っ赤に腫らしちゃって。

なんだか子供の頃の自分を見てるみたいで恥ずかしいです。
ちょっと熱が引いたら遊んでたもんなぁ。
で、翌日ぶり返したりして。

仔は親に似る ってことでしょうかね。
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# by himaohimao | 2004-08-03 05:58 | コラム
2004年 08月 02日

無理のある勤務

第9回トラボケ大賞 参加作品

お題「大事な局面でまた遅刻ですか?」



朝、俺が目覚めてみると、もう出社時間が近かった。

「いかん、遅刻しちまう」

あわてて身支度を整え、家を飛び出す。

昨夜もついつい遊んじまった。朝つらくなるのは分かっているんだが、夜遊びはやめられない。

今はとにかく走るしかない。

が、このままでは、どうしても遅刻だ。

今月にはいってからだけでも、もう何回も遅刻している。

これ以上遅れると、何を言われるか分からない。

前に課長が怒っていた様子からすると、ひょっとしたら、減給処分もありうるかも。

冗談じゃない。そんな目に遭うために働いてるんじゃないぞ。

脇腹にじっとりと汗がにじむ。気持ちが悪い。

急いで走ってはいるのだが、俺の短い足では、思うようにスピードが出ない。

手足も汗ばんでいるのが分かる。汗を拭かねば。

ハンカチは、あれ、ハンカチが見当たらない。ハンカチはどこに入れたっけ。

ああ だめだ、今日もまた遅刻か。俺は思わず目をつぶった。


俺はうなだれていた。今朝もたっぷりと課長のお小言をいただいてしまったのだ。

「我が社はじまって以来のルーズさだぞ!
 今朝は重要な商談があるというのに、今後の業績を左右する大事な局面でまた遅刻するなんて!
 聞いてるのかね、君は! コラ、耳を縮めるんじゃない!」

さんざんな言われようだった。脇腹から、さらに冷や汗をかいてしまった。

悄然として自分の席につき、俺は ため息をついた。


向かいの席のコウモリが、そっと話しかけてくる。

「ゾウ課長のやつ、言い過ぎだよな。毎朝遅刻するなって言われても、僕たち夜行性動物にはつらいよ」

隣の席のモグラも、同情のまなざしで言う。

「そうだよな。俺たちは こんな動物商事に勤めるより、夜の仕事の方が合ってるのかもな。動物深夜バスの運転手とかさ」

彼らの思いやりのある言葉に、無言で短い手を振って応える。


俺、ハムスターの 大福ハムすけ は、ほお袋からハンカチを取り出すと、脇腹の汗をぬぐった。


あ、ここにハンカチ入れてたのか。



■□■□■□■□■□【トラバでボケましょうテンプレ】■□■□■□■□■□
【ルール】
 お題の記事に対してトラバしてボケて下さい。
 審査は1つのお題に対し30トラバつく、もしくはお題投稿から48時間後に
 お題を出した人が独断で判断しチャンピオン(大賞)を決めます。
 (自分自身のお題の記事にトラバして発表)
 チャンピオンになった人は発表の記事にトラバして次のお題を投稿します。
 1つのお題に対しては1人1トラバ(1ネタ)とします。
 お題が変われば何度でも参加OKです。
 (企画元ブログにてチャンプランキングも開催中!)

 企画終了条件は
 みんなが飽きるまで、もしくは企画者が終了宣言をした時です。

 参加条件は特にないのでじゃんじゃんトラバをしてボケまくって下さい。

 ※誰でも参加出来るようにこのテンプレを記事の最後にコピペして下さい。

 企画元 毎日が送りバント http://earll73.exblog.jp/
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# by himaohimao | 2004-08-02 20:26 | ショートショート
2004年 08月 01日

サル山にほえろ!

単発新企画! ボスからの指令TB 参加作品


【お題】
>>今日未明、はにかみ動物園の猿山の猿12匹が忽然と姿を消した。
>>猿たちはまだ見つかっておらず、消息は不明。
>>夜には全ての猿が檻に入れられるのでそこから姿を消す事は不可能。
>>もちろん、鍵はかけてあり内側からは開かない仕組みだ。
>>朝、飼育員が檻を見に行くともぬけの殻だったそうだ。
>>現在分かっているのはこれだけだ。
>>事件の真相、犯人、犯人の動機をレポートしてくれ。


ボス、張り込みご苦労さんです。交代しますよ。
いくら調べても、やはり鍵は開かないみたいですね。

お、ボス、若いモンが差し入れを持って来ましたぜ。一服してください。

あれ? お前、見たことない顔だな。
なに、今日入ったばかりの新入りだぁ?

そうかいそうかい。新入り早々ボスに差し入れたぁ気の利いたヤツだ。
じゃあまずお前のアダ名を決めなきゃならねぇな。

不思議そうなツラしてるな。
新入りにはまずアダ名をつける。それがここでの常識なんだよ。

名前なら丈二と言います?
いや名前じゃない。アダ名だよ。ヤマさんとか、ゴリさんとか。

ええい、めんどくさい。おまえのアダ名はジョージだ。
ジョージで決まり。

え、ジョージ、何を言ってるんだ。飼育係は黄色い帽子なんてかぶってやしないぞ。
ましてや おじさんて歳でもない。ありゃもうお爺さんだな。

あ、ジョージ、なにしてるんだ。扉の鍵なんかいじって。
あ、あ、なんてこった。うおぉぉぉ。


ボス!ボス! ジョージのやつが、扉を開けちまいましたぜ!
待ちに待ったこの日がやってきましたぜ!


こうして、この日、ボス猿を含む12匹の猿たちは、動物園を脱走し、姿を消した。


翌日、動物園内には、黄色い帽子をかぶったアメリカ人の青年が、誰かを探して叫ぶ姿が見られた。
「ジョージ! キュリアス ジョージ!」と。


さあ、物語を始めましょう。

『ひとまねこざる』
これは、おさるのジョージです。
黄色い帽子のおじさんに連れられて、アフリカからやってきました。
ジョージには困ったクセがありました。
人間のすることなら なんでもマネしたがるのです。
それこそ、鍵開けでもね・・・

お話の続きは、こちらでどうぞ。



■□■□■□■【ボスからの指令TBテンプレ】□■□■□■□
【ルール】
 ボスの指令をあなたが捜査員となって解決してください。
 事件の真相、犯人、犯人の動機のレポートをトラバして下さい。
 あとは自由!
 今回のボスの指令はこちら
 http://earll73.exblog.jp/769630
 
 捜査期限(トラバ期限)は1週間です。
 8/5まで。
 それでは健闘を祈る!

 ※このテンプレを記事の最後にコピペして下さいね。

 企画元 毎日が送りバント http://earll73.exblog.jp/
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# by himaohimao | 2004-08-01 07:16 | ショートショート
2004年 07月 29日

パチもん

a0032792_5471452.jpg




クレヨンしんちゃんに

何かが混じってるんだけど…


思い出せない…
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# by himaohimao | 2004-07-29 05:46 | 変なモノ
2004年 07月 28日

僕が一番好きなジョーク

アメリカの、故ルーズベルト大統領が精神病院を慰問に訪れたときのこと。

浴室で、バスタブに釣り糸を垂れている患者がいた。

大統領が
「釣れますか?」
と聞くと、患者答えて曰く、

「釣れるわけないじゃありませんか。これは浴槽ですよ」
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# by himaohimao | 2004-07-28 10:23 | コラム
2004年 07月 27日

『クラッシャージョウ』

a0032792_1052462.jpg本作は、日本初のスペースオペラという触れ込みで、
もう20年以上も前に始まったシリーズです。

途中から切れ切れになりましたが、現在9巻まで出ています。

当時 大好評を博し、映画やOVAにもなりました。

作者は スタジオぬえの社長でもある 高千穂遙。
他にダーティペアのシリーズでも有名です。


私は中学生のときに読んだんですが、ちょうどその年代にピッタリの作品でしたね。

設定は

  ワープ航法が開発され、宇宙時代を迎えた人類。
  惑星開発を主な仕事とする荒くれ者「クラッシャー」たちは、開拓が一段落つくと、
  その高度な宇宙技術を活かして「宇宙のなんでも屋」になっていった。

  その一人であるジョウは、仲間のタロス、リッキー、アルフィンと共に、
  今日も危険な仕事に就くのだった…

てなお話です。

小難しい理屈は抜きにして、作者お得意の宇宙痛快活劇を楽しんでいただければいいかと。

また、彼らの母船ミネルバや、汎用戦闘機ファイター1,2、装甲戦車ガレオン、
5人目の乗組員 ロボットのドンゴなど、メカも随所で活躍していて楽しいです。

あと、スペースオペラといえどもSFですので、SF考証も一応の基準クリアーと言ってもいいかと。
いや、古くからのSFファンの方には異論はおありでしょうが、最近のライトSFアニメより はるかにマシでしょう。


映像作品としては、サンライズ製作で、

  劇場版『クラッシャージョウ』
  OVA『クラッシャージョウ 氷結監獄の罠』
  OVA『クラッシャージョウ 最終兵器アッシュ』

の3本が出ています。
挿絵を担当した安彦良和がキャラクターデザインも担当しており、作画の質も高いです。

個人的には、映像作品は、テーマ性を打ち出そうとするあまり、小説の爽快さが いくぶん損なわれているような気もしますが、
それでもお奨めの良作です。

大人になってから読み返すと、こんなに単純な話だったかなぁ と思いますが、それでも9巻あたりは
去年の新作だけあって それなりに読み応えありますし、SFファンとしては やはりはずせない作品だと思います。
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# by himaohimao | 2004-07-27 10:07 | 小説本
2004年 07月 25日

『ホログラムマン』

a0032792_2126840.jpg

B級というか、C級映画のお話です。

まずは あらすじから。

  近未来では、犯罪者をホログラム化して保存し、必要に応じて肉体に戻すという「ホログラム刑」が実行されていた。
  ところが極悪犯スラッシュは、悪党仲間の手によって、ホログラムのまま脱走してしまう。
  こうして、弾丸をすり抜ける 無敵の悪党が誕生した!
  対するは、かつてスラッシュに相棒を殺されたことのある 生身の刑事1人。どうなる!

てな話です。

で、この映画のすごいとこ。

悪党スラッシュはホログラムですから、虹色のプラズマ状態でボーッと光っているんですが、
始まって10分くらいで、ゴム製の「人間の皮」をかぶってしまいます。
悪党いわく、「ポリマーコーテイング」なんだそうで。
これ以降、ラストまで虹色には戻らず、人間に化けたままです。
というか、役者が生身で演技します。
そんなにCG代ケチってるんじゃないよ!

でもって悪党は主人公を始終なぐってます。
ホログラムなのに、なんで殴れるの!?
弾丸すらすり抜けるのに、なんでコブシはすり抜けないの?

もうね、この映画ね、SFなんかじゃないですよ。
これがアメリカで95年に作られた映画だってんだから、世も末です。
こんな映画みて末世を感じる私の方がよっぽど終わってるという批判はさておいて。

唯一の救いは、ラストで主人公が
「ホログラムを倒すにはホログラムになるしかない」
と言って自らをホログラム化するところだけ。
彼は「人間の皮」なんて かぶりませんから、虹色のままスラッシュをぶっ倒してくれます。

ミエミエの特撮が、こんなに嬉しかったことは、あとにも先にもありません。
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# by himaohimao | 2004-07-25 21:26 | 映画
2004年 07月 23日

『目玉のおやじ汁』 新発売!

a0032792_18453487.jpg
こんなの見つけました。

ちゃんとした缶入りドリンクのようです。

しかし、目玉おやじの汁って一体・・・

目玉おやじが お椀で風呂にはいったあとの だし汁みたいでイヤなんですけど・・・

見つけたら、速攻飲んでみますので、みなさんも、見かけられたら人柱よろ・・・
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# by himaohimao | 2004-07-23 18:47 | 変なモノ
2004年 07月 23日

おつかい

【第8回トラバでボケましょう!】 参加作品


「さあ、お弁当ができたわよ。パパに届けてきてちょうだい」
ママがぼくに言った。
「はい、こっちがあなたの分よ」
「わーい、これだね。行ってきます!」
ぼくはママからお弁当と飲み物を受け取ると、家を飛び出した。

パパが働いているところは遠い。
だけどまだ朝ごはんがすんで、パパが出かけてからそんなに時間が経ってない。
寄り道しても、お昼までにはじゅうぶん間に合う。

ぼくはいつもの場所に行ってみることにした。


やわらかい草地を踏みしめながら歩く。
前にいたところは こんなに地面がやわらかいところはなかった。
外を歩いても咳が出ない。ホコリが少ないせいかもしれない。

「ここに引越したのは、あなたの体のためでもあるのよ」
ママの言葉を思い出した。
たしかに、ここに来てから体が軽い。あんなにいつも疲れてばかりいたのが嘘のようだ。
ぼくは走った。まるで羽根でも生えたかのようにビュンビュン走れる。
心臓がドキドキして、呼吸が速くなるのさえ気持ちいい。

草地を横切り、森を抜けるといつもの場所だ。
大人からは、ここに来ちゃいけないって言われてるけど、ぼくはよくここに来る。

ここの地面は固い。前にいたとこみたいに。
ここの建物はぼくの家より大きい。だれも住んでいないけど。
「廃墟」って言うんだと、パパは教えてくれた。
「こんな田舎だもの、しょうがないわよね」
とママが言っていた。

古くなった建物に入っちゃ危ないってことは知っているので、ぼくは外の壁にもたれて休んだ。
一人で静かにしていると、いろんな音が聞こえてくる。
風の音、虫の声、鳥のさえずり。
ぼくはこの音が好きだ。この風が好きだ。この場所が好きだ。
そして生き物たちが好きだ。
だって前の所にはいなかったんだもの。


太陽が高く登ってきた。そろそろ行かなくちゃ。パパが待ってる。
ぼくはまた走った。森を抜けて草原に戻り、パパのところへ。

息が切れて走れなくなって、のんびり歩いているうちに、パパが働いているところに着いた。
ぼくの姿を見つけて、作業していたパパが手をふった。
「おーい」
ぼくも叫ぶ。
「お弁当もってきたよー」
「そうか。じゃあお昼にするか」
「うん」
パパのとなりに、ぼくも座る。ぼくらは、ママが作ったお弁当を取り出して、2人で一緒に食べた。

「パパ、おいしかったね」
「そうだな。ここは空気がいいからな」
微笑んでパパが言う。
「お前はここが気に入ったようだな」
「うん、大好きだよ。パパはちがうの?」
「そうだなぁ。ときどきは、前に住んでた所が懐かしくなることもあるなぁ」
パパは空を見上げて言った。ぼくもつられて空を見る。

「パパ、どうして空が青いの?」

パパは真っ赤な3つの目でぼくをじっと見て言った。
「それはね、この星の大気の成分が、私たちの母星とは違うからなんだが、お前に分かるかなぁ」
そう言うと、パパは3本目の腕で、ぼくの頭をなでた。

「さ、もうひと働きしなくちゃな」
「ぼくも手伝うよ」
ぼくらは一緒に立ち上がると、移民してきた惑星を開拓するべく、環境改造マシンの方に向かって歩きはじめた。
パパがポツリとつぶやいた。

「パパはやっぱり、空は赤い方が好きだなぁ」


■□■□■□■□■□【トラバでボケましょうテンプレ】■□■□■□■□■□
【ルール】
 お題の記事に対してトラバしてボケて下さい。
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 (自分自身のお題の記事にトラバして発表)
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 1つのお題に対しては1人1トラバ(1ネタ)とします。
 お題が変われば何度でも参加OKです。
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 みんなが飽きるまで、もしくは企画者が終了宣言をした時です。

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# by himaohimao | 2004-07-23 00:37 | ショートショート
2004年 07月 22日

ミクシィ(mixi)で遊んでみました

昨夜、ネットの友人に誘われて「ミクシィ(mixi)」に入会して遊びました。
(友人の紹介がなければ入会できない)
最近流行の、ソーシャルネットワークサービス(SNS)です。
ここはハンドルネームが使えるし、(個人情報を入力しなくてよい)
メールアドレスも捨てメアドでOKです。

最初、「出会い系か? 既婚者が入ってどうするんだよ!」 と思いましたが、
友人の話によると、男友達とかも出来るそうなんで、やってみることにしました。
男女4人で一斉に入会し、お互いの紹介文を書くところでボケまくったりして遊びました。

基本的に、簡単な日記とプロフィールで自分を表し、
友人に、その人の友人を紹介してもらって友達を増やしていくみたいです。
(友人の友人までは日記やプロフィールが見れる)

日記は、改めてわざわざ書かなくても、ここのブログが連結できました。
ブログって日記サイトだったんだなぁとあらためて思い知った次第。

あとは登録してある趣味とかで 広く検索をかけて、趣味の合いそうなコミュニティーに入る、
とかかな。(そんなことできるのかな)

まだよく分からない所も多いけど、簡易ブログみたいな面もあって、面白いなと思いました。

(SNSの使い方、間違ってる?w)
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# by himaohimao | 2004-07-22 10:05
2004年 07月 21日

灯台の幽霊

初めから嫌だったのだ。心霊スポットに行くなんて。
彼女が強引に誘うから、仕方なくついて来たのだ。

昼一杯かけて列車に乗って、こんな田舎の漁村まできて、小さな旅館に宿を取り、遅い夕食を摂ったらすぐに夜道を強行軍である。
Tシャツからむき出しになった腕が、さっきから蚊に食われている。もういいかげんにして欲しい。

「おい、その灯台とやらは、どこに現れるんだい?」
たまりかねて、彼女の背中に問いかけた。
「もうすぐよ。この小道をもう少し行って、松林を左に抜けると見えるはず。」
元気な声が返ってきた。
左手に持った地図を、右手の懐中電灯で照らしている。
その照り返しが映し出す彼女の横顔は、いつになく生き生きとして見えた。


事の起こりはこうである。
オカルト好きな彼女が、また新しい情報をクチコミで仕入れてきたのだ。
田舎の漁村に1年に1度、灯台の幽霊が現れるというのである。
その漁村はさびれており、今では漁に出る人もいなくなったため、古くなって危険な石造りの灯台は、数年前に取り壊されてしまったのだ。
しかし、毎年 お盆になると、一晩だけ、姿を現すのだそうだ。
彼女が言うには、昔を懐かしがって現れるということだった。

「その日はお祭りもあるしさ~、ね、行こうよぉ」

石でできた建物が、意識を持つなんてありえない。
そんなものに興味を抱くなんてどうかしている。
そんな僕の反論は、いつものごとく却下された。
その挙句が この有様なのだ。


「どうせまた、何も起こりゃしないよ」
僕の言葉に彼女が口を尖らせる。
「あなたってば、ホントに夢がないんだから」
真っ暗な夜道を歩きながら、彼女がため息をつく。
まあいい。真偽のほどは、すぐに分かるはずだ。

「ここよ。ここを左に曲がるの。」
曲がると言ったって、別れ道などどこにもない。
彼女は強引に松林に分け入ってゆく。
僕もあわてて追いかけた。
こんなところに懐中電灯ひとつで置いていかれたのではたまったもんじゃない。
朝まで蚊に食われ続けることになる。

顔といわず腕といわず、松葉に叩かれながらしばらく行くと、突然 視界が開けた。
目の前の地面が上り坂のまま先細りになり、岬になっているのだ。
その下には、海。
そして岬の突端には、月の光に照らされて、確かに、古い石造りの灯台が建っていた。

おそるおそる近づいて調べてみると、入り口の鉄扉の錠が腐っていることが分かった。
軽く押すと、すごい音をたててきしみ、開いた。
彼女にうながされて中にはいる。
本当に小さな灯台らしく、壁から突き出した石段が、上の部屋までらせん状に続いているだけで、他には何も見当たらない。

「ね、登ろ」
冗談ではない。幽霊かどうかは別にしても、こんな古い石段、いつ崩れるか知れたものではない。
そう言おうとする前に、彼女はさっさと石段を登りはじめていた。
思ったよりしっかりした造りらしい。
僕もやむなく後を追った。

石段を登りきると、かつては毎晩灯りが灯っていたであろう小部屋に出た。
周囲は窓ガラスもなく、ところどころ柱にさえぎられるだけで、あたりの風景が余すところなく見渡せた。


突然、周囲に閃光が走った。
それから一瞬だけ遅れて、ドーンという破裂音。
あまりのタイミングのよさに、僕はあやうく悲鳴を上げるところだった。

再度 光と大音声。
どうやら祭りの花火がはじまったようだ。
目を凝らすと、浜辺で ハッピとねじり鉢巻の男達が、威勢よく動いて花火を打ち上げているところさえ見えるような気がした。
僕らは寄り添うようにして、海辺に照り映える花火を、飽きることなく見つめた。



僕らはさびれた駅で、帰りの列車を待っていた。
今日中には街に帰らなくてはならないのだ。
幽霊ならともかく、現実の人間には、しなければならないことがある。
心霊ごっこは終わりだ。

だが、どうしても腑に落ちない点がある。
僕は駅員に聞いてみることにした。

「松林の岬にある灯台って、いつごろ取り壊されたんですか?」
「へ? ありゃあまだあのまま建ってるよ」
「でも話では、数年前に取り壊されたって…」
「ああ、そういう話もあったけどもね、取り壊すにも金がかかるし、ほったらかしてあるんだわ。
 かわりに お盆祭りを取りやめたんで、この時期はさみしくてねぇ」
「え、僕ら、昨日の晩に、花火を見たんですけど。浜辺から打ち上がってました」

とたんに駅員の顔がいぶかしげなものに変わった。

「あんたらもかい。毎年 盆祭りの晩になると、花火の幽霊を見たっちゅう人が絶えんでのぅ」
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# by himaohimao | 2004-07-21 06:32 | ショートショート
2004年 07月 20日

『怪獣王ターガン』

a0032792_1321417.jpg

妻から一通のメールが送られてきた。
本文はなく、ファイルが添付されているだけ。
題名を見ると「頼むぞ、ヒューヒュー、ポーポー」とある。
あまりに怪しげだ。
一瞬、ウイルスかも知れぬと疑ったが、妻からのメールであれば、たとえウイルスであっても開かぬわけにはいかぬ。
あとで
「どーしてあなたのパソコン、ウイルスに感染してないの!」
などと理不尽な叱られ方をするのは目に見えているからである。

で、添付されていたのが上の画像です。
このとおり、6枚の画像が、既に 拡大・縮小して、連結してありました。
つまりこれは、
「私の大好きなヒューヒューとポーポーを皆様にご紹介しなさい」
という指示メールだったわけですね。
妻の指示は絶対である。早速紹介させていただきます。


『怪獣王ターガン(The Herculoids)』は、アメリカのハンナ・バーベラ社が製作したヒーローアニメです。
日本では65年前後に放送されました。
一説では、これにインスパイアされて「バビル2世」が描かれたとも言われています。

ハンナ・バーベラといえば、「チキチキマシン猛レース」「石器家族フリントストーン」「クマゴロー」などが有名ですが、
「ファンタスティック・フォー」や「ゴームズ」などのヒーローアニメも結構作っていたのです。

なかでも異色のヒーローが、このターガン。
特に 設定と、キャラクター達が変わっているので、そのへんを紹介したいと思います。


【設定】
 Herculois の一人であるターガンは、惑星Quasar にある Amzot land の王である。
 他に人間はおらず、モンスターだらけのこの国を、妻のマーミとともに治めている。
 しかし今日も宇宙からの侵略者が魔の手を伸ばしてきた。戦えターガン!
 というような話です。一応、SFなんですね・・・


【登場キャラクター】 (カッコ内はオリジナルの英語名です。上段中央の画像を見ながら読んでもらうと分かりやすいかも)

 ・ターガン(Zandor) Amzotの王。パチンコ(スリング)でエネルギー岩を発射し、
               ブーメランのように戻ってくる盾(シールド)を投げて敵をなぎ倒す。

 ・マーミ(Tara)   Amzotの女王。積極的に戦うことはしないが、いざとなれば パチンコ(スリング)でエネルギー岩を発射する。   

 ・ケーン(Dorno)   ターガンとマーミの子供にしてAmzotの王子。13歳。よくさらわれるw

 ・リキラー(Igoo)  岩類人猿。大きくて力持ちな岩猿。

 ・マリュー(Zok)   スペースドラゴン。
              目と尻尾の先からパワーレイズ(ビーム)を発射して攻撃する。
              また、目からネガビーム(防御ビーム)を発して敵の攻撃を無力化する。
              2人まで乗せて飛ぶことができ、恒星間飛行も可能。

 ・タングロー(Tundro) セラトプシアン・ダイノサウルス。サイのように見えますが、恐竜だったんですね。
                甲冑のような皮膚を持ち、重い体を10本の足で支えて素早く突進・体当たりすることができる。
                ツノからエネルギー岩を発射する。

 ・ヒューヒュー(Gloop) アメーバ状の不思議な生物。大きい方がヒューヒューで、小さい方がポーポー。
  ポーポー (Gleep) さまざまな形に変形でき、パラシュート、クッション、トランポリン、大きなパチンコなどになって
                ターガン一家を助ける。扉の隙間から侵入したり、鍵を開けたりすることもある。
                また、瞬時に数体に分身することもできる。
                ビームに耐性がある。


以上で紹介は終わりなんですが……

ナンかヘンだと思いません?
一応SFで、敵は宇宙船に乗って光線銃を持って攻めてくるのに、ターガン達はまるで原始人みたいな格好。
住んでいるのも大きなキノコみたいな植物の上。家電らしきものはまるでなし。
でもターガンは、敵の宇宙船だって操縦できる文明人なのですよ(画像右上)。 自分から進んで使わないだけで。

もしかしたらこれは、当時言われていた「機械文明へのアンチテーゼ」ではなかったかと思わせられます。

まあ、宇宙でターザンをやりたかっただけかもしれませんが。


最後にツッコミをひとつ。

この話には致命的な欠陥がひとつありまして、それは

「ヒューヒューとポーポーがいればほかのモンスターは必要ない」

ということです。

まさに「頼むぞ、ヒューヒュー、ポーポー」だったわけですね。
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# by himaohimao | 2004-07-20 13:03 | アニメ
2004年 07月 19日

「腐女子の行く道、萌える道」が更新されました!

超人気ブログ「腐女子の行く道、萌える道」が、約1ヶ月ぶりに更新されました!

面白おかしくも仲のいいヲタク家族 三谷家の日常を、女子高生ちずさんの目を通して描いた爆笑?ブログです。

未見の方は、過去ログの初めの方から読まれることをお奨めします。

ヲタクの方はヲタクネタに、腐女子の方は腐女子ネタに、そうでない方も仲のいい家族のおかしさに、きっと惹かれることでしょう。

ぜひ一度 訪問してみてください。


【追記】更新してから まだ12時間もたってないのに、コメントが100を超えそうです。
    しかも悪意の書き込みがほとんどない。みんな心から復活を待ってたんですねぇ。
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# by himaohimao | 2004-07-19 08:33 | コラム
2004年 07月 19日

『バトルシップ』

******* 注意! あなたは観る必要のない映画の紹介文を読もうとしています **********

ひさびさに、「これぞB級!」というSF映画を観ました。

『バトルシップ』(97年 アメリカ)です。

B級映画には、いろいろな暗黙のお約束があります。
たとえば

・クライマックスは、主役と悪役が、なぜか素手で殴りあう。
・無意味にお色気シーンがある。
・同じく無意味に残酷なシーンがある。
・警察がアテにならず、主人公は自力でなんとかしなければならない。

などなど。

これらすべてを満たした映画をひさしぶりに観ました。お腹いっぱいです。


一応、あらすじを。(ネタバレ注意ね、一応w)

  主人公の泥棒は、宇宙ギャング(笑)のアジトに捕まっていました。
  そこに警察の手入れがあり、ギャング達は捕まって、タイタン刑務所行きの囚人護送船に乗せられます。
  主人公はギャングの宝石を奪い、途中で出会った ギャングの奴隷として働かされていたヒロインを連れて
  武器コンテナに隠れているうちに、コンテナごと囚人船に乗せられてしまいます。

  ヒロインはタイタン刑務所に救難信号を発信しますが、ギャングの罠だと思われて無視され、
  逆にギャングに捕まって、通信装置も壊されてしまいます。
  あわや拷問される! というところで主人公が助けに入ります。

  船はタイタンからの警備船に接舷され、攻撃を受けますが、ギャングはこっそり持ち込んでいた
  武器で武装しており、銃撃戦になります。

  そして主人公とギャングのボスの一騎打ち。当然、素手の殴り合いもあります。
  主人公はダイハード1と同じ手で勝ち、ボスは死にます。
  
  しかしタイタン刑務所からミサイルが!

  2人しか乗れない救命艇に飛び乗った主人公とヒロインは、からくも脱出して、映画は終わりです。

どうです。ツッコミ所満載でしょう?


まず、SFと言いながら、宇宙船を外から見るシーンは、全部で20秒くらいしかありません。
しかも遠景しか写りません。よっぽど特撮に自信がなかったんでしょうか。なかったんでしょうねぇ。

なので舞台はずっと屋内です。
ギャングのアジトと囚人船、どちらも同じ倉庫のようなセットです。
いや、実際、同じ倉庫で撮影したのではないでしょうか。

それからギャングには途中から美人アンドロイドが味方につきますが、彼女、無意味に人前で着替えをするんです。
また、ヒロインの拷問シーンは、なんのかんの言いながら、シャツの胸元を少し切り下げただけでおしまい。
無意味です……

また、何十名も囚人を乗せる船なのに、乗組員だけで十数人いるのに、なんで救命カプセルが2人乗り1隻しかないのか。

タイタンからの警備船と、囚人護送船は、接舷する前になぜ砲撃戦をしなかったのか。
まあ、特撮に自信と予算がなかったんでしょうけど…

途中で主人公たちが、ボスと女アンドロイドから逃れるために、電気ショックの罠にはめるシーンがあるんですが、
体を伝う閃光の合成、40年前に作られたテレビ番組『赤影』にすら見劣りします。


あらすじを読んでもらって分かるように、まだまだツッコミ所だらけなんですが、予算と技術がなかったせいだと
思って見ると、すべて説明がついてしまうところも最高です。

いやぁ、久しぶりにいいもん見せてもらいました。
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# by himaohimao | 2004-07-19 07:15 | 映画
2004年 07月 18日

『AKIRA』を再見して

映画『スチームボーイ』の公開とタイアップしてアニマックスで放送された、映画『AKIRA』(88年)を観ました。
ご存知、日本アニメを世界に知らしめるきっかけになった、巨匠 大友克洋の作品です。
これがなければ『攻殻機動隊』の、あれほどの世界的ヒットもなかったでしょう。


で、公開当時の感想は、

「マンガの壮大なストーリーから一部を抜き出して、鉄雄の暴走を止める金田、というヒーロー譚にしちゃったな」

という否定的なものでした。
やはりマンガの印象が強烈すぎたのでしょう。


ところが今日観て、「よく出来てんなぁ」と思いました。

映像もすごいし、ストーリーも、新人類テーマのSFとしてまとまってる。


映像で言うなら、モブシーンがとても多い。
モブ(群集)シーンとは、画面上で同時に3人以上の人物が動いているシーンのことで、
作るのがとても大変なのだそうです。
それが異様に多いのですね。
他にも、飛び散る破片がバラバラのベクトルで動いてるし、
人物が静止して喋っているだけの画面でも、影が絶え間なく揺れてたりするし。

コンピューター作画が今ほど普及してなかった16年前に、よくこんな2時間アニメが作れたな、と思いました。


ストーリーの方も、旧人類に属していた鉄雄が、新人類の力である超能力を手に入れ、制御できずに暴走する、
という話で、新人類物のお約束を踏まえています。(新味は あまりありませんが)


未見の方、昔見たんだけど忘れちゃったなぁという方、ぜひご覧ください。


ところで『スチームボーイ』の方ですが、あまり芳しい評判を聞きませんねぇ。
大友克洋って、寡作すぎて、作ってる間に 時代が作品を追い越しちゃうんじゃないでしょうか。

宮崎駿が、マンガ版『風の谷のナウシカ』の最終巻の巻末に、
「時代が この作品のテーマを追い越してしまった(ので、こういう結末にせざるをえなかった)」
というような文章を書いていましたが、それと同じことが『スチームボーイ』にも起こったのではないかと勝手に推察しています。
遅筆な人の宿命なんでしょうかねぇ……
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# by himaohimao | 2004-07-18 20:01 | アニメ
2004年 07月 18日

ヨン様かつら

かぶれば、ペ・ヨンジュンと同じ髪型になれるカツラというのを売っていました。

ヨン様かつらのモデルが女性ってどうよ!?

女性がヨン様になって嬉しいのか?
男性でヨン様になりたい人はいないだろうってか?

謎は深まるばかりでございます。
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# by himaohimao | 2004-07-18 16:41 | 変なモノ
2004年 07月 18日

『新・刑事コロンボ 完全犯罪の誤算』を観て

先週の木曜洋画劇場で放送された『新・刑事コロンボ 完全犯罪の誤算』を
ようやく観ました。
(当日はボケトラバで忙しかったので、録画しておいたのです)

この作品、以前にちょっと予告?していたので、責任上?、感想を書いておきますね。

結論からいうと、正統派な作りで、よく出来ていたけど、これといって飛び抜けたところはありませんでした。

パトリック・マクグーハンが監督・出演するということで、何かやらかしてくれるんじゃないかと期待してたんですが…… 残念。

しかしマクグーハンの額の生え際、後退してましたねー。
ふさふさした白髪のモミアゲと、わざとらしいヒゲは、ニセモノでしょうけど。
白髪を黒く染めて若作りしていたピーター・フォークとは対照的でした。

時間って残酷だなぁ…
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# by himaohimao | 2004-07-18 03:21 | 映画
2004年 07月 17日

「減圧」を知っていますか?

宇宙を舞台にした映画やアニメでは、登場人物が宇宙服を着てすぐエアロックから宇宙空間へ飛び出していくシーンがありますね。
あんなことをすれば、人間はすぐに死んでしまいます。

それを防ぐために、実際の宇宙飛行士は、船外活動前に、半日から1日以上かけて、「減圧」という大変な作業を行います。
今日はそれについてお話ししようと思います。

スペースシャトルを例にとれば、船内の気圧は1気圧です。(貨物室を除く)
外の宇宙空間は、もちろん0気圧です。

1気圧のところから0気圧のところに出れば、酸欠はもちろんですが、血液中の窒素が沸騰して、
血管が詰まって、人間は死んでしまいます。潜水病と同じことですね。

では、宇宙服の中を1気圧にすればいい。

ところが、服というものは、圧力がかかればかかるほど、破れやすくなりますよね。
そのうえ、服が内圧でパンパンに張ってしまって、関節がほとんど曲がらなくなるなど、
極度に動きにくくなっちゃいます。

そこで現在では、以下のような手順で減圧を行っています。

  1.純酸素を吸って血液内の窒素を追い出します。(約1時間)

  2.スペースシャトル内部の気圧を0.7気圧まで下げます。(12~24時間)

  3.船外活動予定者は、人に手伝ってもらって船外活動用宇宙服を着ます。
    これは、今のところ、宇宙服が1人で着れる作りにできないためです。
    宇宙服のチェックも入れて、約1時間かかります。

  4.宇宙服に純酸素を満たし、血液中の窒素を追い出します。(約1時間)

  4.そしてエアロックに入ります。
    ここで0.3気圧まで減圧します。(5分程度)
    
以上が終わればエアロックの空気を抜いて、0気圧の宇宙空間に出て行けるわけです。

全部で15~27時間強の行程です。

このことに触れた映画やアニメや小説は少ない。

たまに「減圧剤」なる薬が出てきて、それを飲めば減圧作業は不要、という設定のものもありますが、
「減圧剤」が体のどこにどう作用するのかまったく説明がありません。

例外的に、『プラネテス』というアニメでは、1気圧宇宙服というのが登場しています。
これは文字通り宇宙服の中が1気圧なので、服さえ着れば、すぐに宇宙に出て行けます。

前述の、服が破れやすくなる現象は、服の外側を強化素材でガッチリかためることで対応しています。
服が膨れ上がる問題も、これで解決です。 

これからは、せめて近未来SFだけでも、この問題に触れて欲しいと思います。

というのは、先月、宇宙でこんなトラブルがあったからです。

このとき、僕は
「うわ、減圧に半日から1日もかけたのに、宇宙に2分しか出られなかったのか。かわいそう!」
と思いました。

ところがニュースキャスターも、テレビを見ていた周りの人も、
「ふーん、残念ね」
といった とおりいっぺんの反応で、まるで「着替える手間が大変そう」くらいにしか感じていないように見えました。
このあと友人たちに聞いてまわったんですが、ちょっとSFに造詣がある人でも、同じ反応でした。

これじゃあ宇宙飛行士たちが浮かばれない。
船内に戻ったあとも、今度は加圧の工程が待っているというのに。
人類のパイオニアがかわいそうだ。
そう思って、この1文を書くことにした次第です。


(本文中に間違い等あればご指摘ください。ただちに書き直します。)
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# by himaohimao | 2004-07-17 04:50 | コラム
2004年 07月 15日

遠い駅

第7回トラバでボケましょう! 参加作品

「発車しまーす」
朝っぱらから、やけに張り切った声がひびいた。車掌の声だ。
乗客はむっつりと黙り込んでいる。
いつもの光景だ。

突然、身体が引っ張られる感じがした。
急発進したらしい。乱暴な運転手だ。

電車はどんどん走って行く。
次の駅までは遠い。
他の乗客と押し合いながら、汗が噴き出してくるのを感じた。
乗客の顔にも疲れが見える。
まだだろうか。まだ着かないのだろうか。
これでは間に合わない。
冷や汗が、脇の下をつたう。
このままでは溶けてしまいそうだ。

「まもなくー 公園前ー 公園前ー」
ようやく目的地に着くようだ。
やっと電車を降りられる。

電車は、公園のすべり台の下の 土管状のトンネルに入り、止まった。

おれたちは なわとびのなわでつくったでんしゃを ほうりだすと 
さっき 「おかしのやまだ」で かってきた アイスを 
むちゅうになって たべはじめた。
だれも しゃべるやつなんて いない。
やっぱり アイスは おいしいなぁ。

それにしても 「おかしのやまだ」が もうちょっと こうえんの
ちかくにあれば いいのになぁ。



■□■□■□■□■□【トラバでボケましょうテンプレ】■□■□■□■□■□
【ルール】
 お題の記事に対してトラバしてボケて下さい。
 審査は1つのお題に対し30トラバつく、もしくはお題投稿から48時間後に
 お題を出した人が独断で判断しチャンピオン(大賞)を決めます。
 (自分自身のお題の記事にトラバして発表)
 チャンピオンになった人は発表の記事にトラバして次のお題を投稿します。
 1つのお題に対しては1人1トラバ(1ネタ)とします。
 お題が変われば何度でも参加OKです。
 (企画元ブログにてチャンプランキングも開催中!)

 企画終了条件は
 みんなが飽きるまで、もしくは企画者が終了宣言をした時です。

 参加条件は特にないのでじゃんじゃんトラバをしてボケまくって下さい。

 ※誰でも参加出来るようにこのテンプレを記事の最後にコピペして下さい。

 企画元 毎日が送りバント http://earll73.exblog.jp/
■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□

「お客さん、モミアゲの長さは、どのくらいにしときますか?」

「【普通】でお願いします! 【普通】で!」
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# by himaohimao | 2004-07-15 22:12 | ショートショート
2004年 07月 15日

魔法の国 ザンス シリーズ

a0032792_173319.jpgピアズ・アンソニーの書く、「魔法の国ザンス」シリーズは、愉快で一風変わったファンタジー小説です。

翻訳は、今のところ14巻まで出ていますが、1巻ごとに独立した話で、毎回主人公も違うので、1冊読むごとに満足できると思います。
(最近作では例外もあり)
とは言っても、1巻の脇役が2巻の主人公だったりしますので、順を追って読んでいったほうがいいんですが。


さて、本シリーズの魅力ですが…

まず、ファンタジーのくせに妙に理屈が通っているところ。

 たとえば、1巻の『カメレオンの呪文』では、冒頭で、ザンスの国の住人は、
 みんな1人につき1つだけ魔法の力がある、
 ということが説明されます。ところが主人公のビンクにはそれがない。
 彼はその謎を解くべく、旅に出るのです。

 すべてがこんな風に、まず設定が説明され、それに反する事象が出てくる。
 その謎を解き明かすことの連続で、話は進んでいきます。
 僕がこのファンタジーを「推理小説っぽいなぁ」と思う理由です。

  この人は他にも「キルリアン・サーガ」というSF3部作を書いているんですが、こちらも同じ手法です。
  変わったエイリアンがゴロゴロ出てきて楽しめるうえ、2,3冊目はなんとエイリアンが主人公です。


次の魅力は、全編が明るいユーモアに満ちているところ。
翻訳不可能なダジャレも大量に出てくるようで、それを解説したサイトなどもあるようです。
たとえば、ニッケルサソリという怪物が出てくるんですが、後で それより強いドルサソリが出てくる、というように。
(ニッケル硬貨より ドル紙幣の方が高価ですよね?)



とにかく 読中・読後感が良く、読んでる間中、僕はいつも澄み切った青空を見ているような気分にさせられます。
しっとりした情緒に欠ける、とか、女性キャラクターが美しく描かれすぎている、とか、批判はありますが、
この愉快さは、一度読んだら病みつきになると思いますよ。

できれば永久に続いて欲しい、お奨めのシリーズです。
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# by himaohimao | 2004-07-15 17:19 | 小説本
2004年 07月 15日

昨日の鉄人

昨夜放送された『鉄人28号』第15回 不乱拳の弟子たち は、
子供を置いてけぼりにした、ある意味すごい内容でした。
導入部をご紹介します。

  戦時中、大日本帝国軍の兵器として鉄人製作の助手を務めた敷島博士は
  出征直前に結婚していた。家の血筋を絶やさないための駆け込み婚というやつで、
  当時はよく行われていたと聞きます。
  で、敗戦後 東京に帰ってきて焼け跡を見た敷島博士は、妻は死んだと思い込み、
  別の女性と結婚して、今では子供もいる。
  ところが前の妻は生きていて、記憶を失ったまま京都で尼僧をやっていた。

これ、現代史を知らない子供が理解できるでしょうか?

そしてエンディングテーマが、今回だけ、チェリッシュの「なのにあなたは京都へ行くの」(笑)

まあ、鉄人ですから、物語はこのまま進むはずもなく、陰謀の臭いを漂わせたまま
来週へと続くわけですが。

今回の鉄人28号は、2回目のリメイクで、横山光輝の原作に近く、
クオリティも高いので、評価できるんですが、
戦後という時代性と、兵器としての鉄人の持つ負の側面を描くあまり、
ロボットマンガの爽快さに欠けるように思います。

まあ、それも狙ってやっていることなんでしょうが、B級ファンとしては残念なところです。

後世に残る良作アニメなのは間違いないんですが、視聴後感が暗いんですよねぇ……
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# by himaohimao | 2004-07-15 09:48 | アニメ