2004年 07月 15日

nutschocoさんに送ろうと思ったんだけど……



その人は胸に赤い宝石を着けていた。

 え? 一行リレー小説じゃないの?


ロボットが目から流したもの、それは赤い宝石だった。

 え? SFショートショートでもない?


赤い宝石よりも生きていることが素晴らしい。

 え? そんな音楽作るんじゃない?


難しい漢字にはフリガナがついてると読みやすいよね。

 え? ちょっと違うの?


ホテルのフロント前で待ち合わせようよ。

 え? そこのことでもないの。 


青いルビーとは、サファイアのことである。

 え? ジブリ方面からクレームがつきそう?


ともあれ。

誕生日を迎えることは生きているあかし。
おめでとうございます。

お誕生日は帰るまでがお誕生日です。
もっと言うなら、次のお誕生日までがお誕生日です。
本当におめでとうございます。


---------
☆ナッチョコ嬢生誕記念・ルビー祭りに参加中☆
---------

●企画元
:Cousaku park (旧;公園) http://kousaku.exblog.jp/
:やみくもバナナメロン(クレマム) http://nightegg.exblog.jp/
[PR]

# by himaohimao | 2004-07-15 02:40 | 企画参加
2004年 07月 14日

我が家に噴水を設置しました

a0032792_102953.jpg
宅はハイソざますから、このたび噴水なぞを設置いたしましたの。
それもリビングルームにですのよおーほほほほ。
ペットのかわいい黒豹ちゃんにお似合いでごさんしょ。

・・・・・・・
えっと、犬猫用の水飲み機(Sサイズ)でござんす。
中央の写真をご覧いただけますか?
左上の青くて透明な部分が水タンクです。
ここから流れ出した水が前底面にたまり、浅い池を作ります。
それを本体右奥に隠されているポンプが吸い上げ、上部中央の穴から ショボい滝のようにちょろちょろ流します。
これがミソ。流れる水が好きな子は、矢も盾もたまらず流水をなめてしまって、自然と飲む水の量が増えるというしかけ。(写真右)

万全の体制で飼育している(つもり)にもかかわらず、このネコが膀胱結石になってしまったので、
少しでも水を飲んで尿の量を増やしてもらおうと思って購入いたしました。

結果ですか? 最初の2日はモーターの小さな音におびえ、慣れてきたら無視ですよ。
こいつホンマにあかんたれですわ。
7千ナンボ、無駄になりました。あ~あ。
[PR]

# by himaohimao | 2004-07-14 10:31 | 変なモノ
2004年 07月 13日

『恋風』

キッズステーション チャンネルの深夜アニメ『恋風』の最終回を観ました。

これは兄妹相姦を真正面から描いた作品です。

普通、一緒に暮らしている人に対しては 性欲は湧きにくいものです。
近親相姦を繰り返すと遺伝子が弱くなってしまうので、それを防ぐための自然の摂理ですね。

ところがこの兄弟、両親が離婚しているせいで十数年ぶりの再会。
しかも初めて再会したときは兄妹だとは知らなかった。
で、恋に落ちてしまうわけです。
上手い設定です。

原作のマンガは読んでいませんが、聞くところによると、女性のマンガ家さんだとか。
登場人物の細やかな心の動きも、そう思って観ると納得させられます。

演出も巧い。
ちょっとした情景で心情を描写し、セリフを最小限に抑えてあります。
声優に、舞台の人や 海外物の吹き替えをやってる人をキャスティングしたのも 自然な感じがしてリアル。
安直な解決方法を提示しなかったのも好感が持てました。
まあ、それはマンガがまだ連載中だからということもあるとは思いますが。

とにかく、お奨めの良作です。


でも、生まれたときから一緒に暮らしていたら、こんなことはありえないよな~と思っていたら、
こんなサイトを見つけました。
こういうことも、本当にあるんですね。
本当に近親を愛してしまった人たちが、なんとか幸せになる方法はないのか、考えています。
[PR]

# by himaohimao | 2004-07-13 11:17 | アニメ
2004年 07月 12日

夏のソナタ

a0032792_174531.jpg
大阪に、あのペ・ヨンジュン様がご降臨になりました。これはそれを告げたポスターです。
どうです奥さん! あの並木道ですよ!

……すみません、ペー様でした。
大阪のファッションビルの夏のバーゲンの広告です。しかも降臨は7月1日。もう終わってるし。
しかし… 安ソナって…
[PR]

# by himaohimao | 2004-07-12 17:46 | 変なモノ
2004年 07月 12日

X-ウイング

a0032792_162210.jpgやっと一番好きなSF映画について話せる~\(^O^)/

『スター・ウォーズ』(旧3部作)です。

いえ、エピソード1,2も好きですよ。でも、少年の日に観た感激は忘れられないものです。
僕のSFとの2回目の衝撃的な出会いでしたね。
(1度目は小学3年生のとき、学校の図書館で出逢った「ちくま少年少女SF文庫」でした。)

スター・ウォーズについて語ると、とても1日では終わりません。
ですから今宵はこれまでにしとうございます。


なんて言ったら、どこかから石が飛んできそうなので、今日は僕が2番目に好きな戦闘機
X-ウイング(写真)についてだけ語ろうと思います。
(1番好きなのは TIE-ファイターシリーズ)

みなさんご存知のとおり、正義の味方 反乱軍の主力戦闘機にして主人公の搭乗機であります。
戦闘時には両翼が開いて十文字になるのにはシビれました。(しつこいですけど写真)

実は僕、これの実物大模型を見たことがあるんです。
十数年前、北九州のスペースワールドで催されたスターウォーズ展の会場で。

そのときの印象は、「思ったよりずいぶん小さいな~」というものでした。
長身の僕が操縦席に座ったら、頭がつかえてキャノピーが閉まらないんじゃないかと思いました。
いまさらながら、マークハミルって小柄なんですねぇ。ついでに言うと、ハリソンフォードも…


ところが、これは戦闘機なのに、ワープエンジンがついてるんです。
ワープエンジンって戦闘中は使わないので、どうみても無用の長物なんですが。
主人公機にありがちな、なんでもできるスーパーマシンなんですね。

まあ、反乱軍という性格上、大きな空母を持ってたら小回りが利かず、発見されやすいので
ワープ機能を持った戦闘機を主力に使う、というのは分からないでもないんですが。

2作目で、氷の惑星ホスから脱出したルークが、再集結地点に向かわないで、単身、惑星ダゴバに行くシーンがありましたね。
ヨーダに会うために。
このとき、ワープエンジンが役立ってます。

ところが、ホスからダゴバまではワープで何日かかるかご存知ですか?

手元に「STAR WARS The Roleplaying Game」というテーブルトークRPGの名作があるんですが、
それによると、ダゴバから主要な惑星までは、約30日かかるんです。
まあ、ホスも辺境にありますから、それより短い可能性はありますが…

30日も、あの狭いコクピットに閉じ込められて、話し相手はR2-D2だけ。
手足もロクに伸ばせない。はっきり言って、拷問です。

昔、3尺牢というのがありました。1辺90cm の木の牢屋に罪人を閉じ込めて放置したり、移送したり。
アレと同じですよ。X-ウイングでワープするということは。

交通の便の良いタトーウィンからアルデラン間ですら7日もかかる。
着いたころには足が萎えてて立てないこと間違いなしです。
僕なら願い下げですね。(え?そんなヘナチョコパイロットは反乱軍には要らない?)


まあ、これは設定をドンドン後付けしていったための無理なんでしょうが、こういうところ、結構あります。
スターウォーズがいくら膨大な予算を使って作られてても、やっぱりB級だなぁと思うのは、こういうところがあるからです。
そして、そう思うと嬉しくなっちゃうんです。
だって、正義の味方が悪の帝国を倒す話ですよ。やっぱこうでなくちゃ。

その点、エピソード1,2では、政治的駆け引きなんかが出てきたりして、ちょっとB級の爽快さが
損なわれているような気がして残念です。
まあ、それでも面白いんですけどね。
[PR]

# by himaohimao | 2004-07-12 16:23 | 映画
2004年 07月 12日

『アタック・オブ・ザ・ジャイアントケーキ』

a0032792_1851.jpg
さて、近年のおバカ映画の中でも白眉だと思われるB級SFパニック映画をご紹介します。

その名も『アタック・オブ・ザ・ジャイアントケーキ』(99年 ギリシャ)です。

直訳すると(する必要もないが)「巨大ケーキの攻撃」。
ね、おバカな予感にワクワクするでしょ?(え、ボクだけ?)

ところが、攻めてくるのはケーキではありません。
ムサカ(Moussaka)というギリシャの家庭料理なんですね。
ここが最初のツッコミ所。
ギリシャ語の原題でも、英題でも、ムサカとなってますから、日本の配給会社が勝手にケーキと改訳しちゃったんでしょう。
B級映画によくある話です。

ここで、ムサカの作り方を簡単にご説明。

 1.ナスビを縦にスライスして、軽く油で揚げておきます。
 2.ケーキ型などに、ひき肉と、1のナスビを交互に平たく敷きつめていきます。
 3.オーブンで焼いて出来上がり。
 4.ショートケーキのように切り分けて召し上がれ。

外見は、確かに 脂ぎったパウンドケーキのようですが、明らかにケーキじゃありませんよね。


で、映画の内容。

  UFOで地球に立ち寄った宇宙人(写真左)が、エネルギー生命体?を地球に照射する。
  その際、誤って ムサカに当てててしまい(写真右)、ムサカが巨大化して動き回る。
  ムサカが通ったあとは、ムサカまみれになった死体がゴロゴロと横たわる。地上は大騒ぎ。
  宇宙人も、ムサカをエネルギー生命体?と分離するため、条件のよい海に誘導しようとする。

というお話。
なんともB級でしょう?


もう合成もヘタクソ、CGも パソコンがちょっと巧い人ならチョチョイと作れちゃうようなシロモノ。
ムサカにやられた死体も、ただ 寝転がってる人に油を塗って、ムサカをなすりつけただけ。
そもそもムサカに通られるとなぜ人が死ぬのかも分からない。
死体に外傷はまったくないので、圧死や窒息死とは考えられません。油死?(なんだそりゃ)


ところがツッコミ所はそれだけではないのです。

まず、地球人側に女性がほとんど出てこない。
ヒロインは太ったオカマさんです。(女装しててホモセクシャルなんですから、オカマと言っていいでしょう)
対するヒーロー役が勤めている天文台では、男性研究員同士がコッソリ愛し合ったりしています。

で、宇宙人は全員女性。地球人とはほとんど絡みません。

終わりの方でヒーローがヒロインとブチューッと抱き合ったりしちゃうわけですが、
なんかねー、途中からゲイムービー観てるような気分になっちゃいました。

ギリシャのことはよく知らないので分からないんですが、この映画を観た限りでは、
ギリシャ人って男性は皆とてもカッコイイ(まさにギリシャ彫刻のよう)のですが、
女性はちょっと欠点が目につきました。
いえ、写真のとおり、美人なんですよ。ギリシャ人特有の鼻筋のとおった凛々しい顔です。
でも、ハリウッド女優に比べると、身体のバランスがちょっと変だったり、アゴが割れてたり。
まあ、ハリウッド俳優は ほとんどの人が整形してるんでしょうから、整形してない人が映画に出てくると
かえってビックリしてしまう、というだけのことかも知れませんが。


各所でその年のワースト映画に挙げられている本作。
そりゃ映画館でお金だして観れば腹も立ちますわな。
でも、僕は結構楽しめました。こういうのがお好きな方はどうぞ。
[PR]

# by himaohimao | 2004-07-12 01:10 | 映画
2004年 07月 11日

トラバリレー小説 第8話

トラバ1行リレー小説 第7話にトラバします。

その事件は3年前、今日のような真夏の暑さの日に起こったのだった。

肌にからみつくねっとりとした空気が、ぞうきんのごとく絞って
しまいたいと思わせるほどに不快だった。

狂ってしまいそうな私の心中を知ってか知らずか、胸元に光るルビーだけは
ひんやりと冷たく、それが私を余計に苛立たせた。

強烈な日差しが作り出す影が、アスファルトにコントラストを色濃く描き、
清涼飲料の曇ったガラスのビンが歩道に転がっていた。

ふと、ガラスのビンを蹴ろうとしたとき、耳に覚えのある声が聞こえてきた。

どうやらその声は、近くに路上駐車されてある車のカーステレオから
聞こえてくるようだ。

「だからさっきもいったけど、嘘じゃないの、私みたんだから……」

それはもう半年も音信不通の親友の声だった。その声がなぜカーステレオから…

★☆★☆★☆【トラバ1行リレー小説テンプレ】☆★☆★☆★☆★
【ルール】
 前の人の記事にトラックバックをしてください。
 そして、前の記事までの文章をコピペしてから、
 続いて参加する文章を1行だけ書きます。
 1行の文章長さは常識の範囲内とします。
 そのようにしてTBしながら小説を完成させていってください。
【小説連載期間】
 「2004/07/11〜2004/08/11」の1ヶ月間とします。
もしくは 
 「最後に書かれた記事から3日間トラックバックがない」時は
 即連載打ち切りとなります。

 参加条件は特にないのでじゃんじゃんトラバをして小説を完成さ
 せてください。(連続でなければ何度でも参加OK)
 あらすじも随時企画元ブログにてまとめていきます。
 果たして1ヶ月間で小説を完成させることが出来るのか?

※誰でも参加出来るようにこのテンプレを記事の最後にコピペして下さい

企画元 毎日が送りバント (http://earll73.exblog.jp/)
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★

 きっと誰かが続けてくれると信じてトラバします・・・
[PR]

# by himaohimao | 2004-07-11 08:40 | 企画参加
2004年 07月 11日

モニターの中の七夕

a0032792_6535.jpg
世界で最初に開発された 大規模オンライン ロールプレイングゲーム 『ウルティマ・オンライン』で、
去る7月7日に七夕イベントが開催されました。

僕も会場に行ってみたんですが、残念ながら織姫と彦星には会えませんでした。
(会えた人によるイベントの詳細は こちらのメロビさんのレポートを)

でも、天の川には行けました。普段は行けないところでもあるし、とても綺麗に感じました。(写真)

都会では、光化学スモッグのために 星も満足に見れなくなった昨今、こんな七夕があってもいいかな、と思いました。
[PR]

# by himaohimao | 2004-07-11 05:59 | ゲーム
2004年 07月 10日

マグロ市海洋生物調査団の謎

第6回 トラバでボケましょう選手権 に参加したとき、話を2つ考えつきました。
結局、 こちらの話で応募したんですが、
書いたものはやっぱり皆さんに読んでいただきたく、授賞式も盛大に終わったことですし、もうひとつの話をトラックバックさせていただきます。


マグロ市中央魚市場には、大勢の人が集まり、かつてない喧騒に包まれていた。
見たこともない大きな生物が水揚げされたからである。

それは三角形をしているところから、一見、エイのようにも見えた。

「ずばり、これはエイでしょうね」

ダービッツ氏が言った。

「あんたなんでここにいるの」

知り合いの客が聞く。

「いやあ、最近 小型船舶の免許を取りましてね、漁師に転職したのですよ」


しかし、その魚の材質は、イカのようだった。

「ヌメッとした感触、無脊椎動物特有の構造、そしてなにより味がイカそのものじゃ」

「うわっ、博士、正体不明なものを切り取って焼いて食べないでくださいよ」

「食べてみねばペットフードの良し悪しは分からんものだ。君も一口どうかね」

「いえ、私は遠慮しておきます。それよりその七輪、どこから持ってきたんですか」

あくまで冷静なツッコミを忘れない助手であった。


しかし、そのエイのように見えるイカは真っ赤な色をしていた。

「乙女ちゃんでぃーっす。面倒くさいっぽ。アカエイイカってことにしときんしゃい」

こうしてこの生物の和名はアカエイイカということに決まった。


マグロ市では、さっそく調査団が組織された。

団長は博士。
調査員として助手。
操船係はダービッツ氏。
オッドマンとして乙女ちゃん。
そして猿。

調査船(ダービッツ氏の小型船)は早朝ただちに出航した。
なぜこんなに小規模なのかというと、こんなときのために用意されていたはずのマグロ市の補正予算が、
『使途不明金(花火代として)』という領収書とともに大幅に消え去っていたからである。


調査船は、丸1日かけて問題の海域に着いた。

助手「博士、夜になってしまいましたね。調査は明日からにしますか」

博士「ばかもん。イカは夜行性なのじゃ。しかも集光性がある。ただちに探照灯を点けるのじゃ」

ダービッツ「探照灯なんてありませんよ。ただの漁船なんですから」


そのころ、乙女ちゃんは舷側で嘔吐していた。

乙女「吐いてる理由? 決まってるっしょ。紫外線よけに頭グルグルしてたらこうなったっちょ」

「生物層とは、グルグル回る輪廻の輪のようなものだ」
と猿。


そのとき、海が赤く光り始めた。と同時に、捕獲され、船倉に保管されているアカエイイカも光りだした。

博士「このまま進むのだ。宇宙は人類に残された最後のフロンティア」

助手「ここ海なんですけど」

ダービッツ「ワープエンジンなんてありませんよ。ただの漁船なんですから」

乙女は赤い光に酔いしれた藤原紀香のように踊り狂っていた。

「人生はダンスを踊り続けているようなもの。踊りをやめる時、人生も終わるのだ」
と猿。


海面の光はますます強くなり、あたりは真っ赤に染まった。
よく見ると、波間から赤い三角の物体が多数突き出している。

助手「博士、アカエイイカです。アカエイイカの大群ですよ!」

博士「見て分からぬ者は聞いても分からん」

ダービッツ「博士、分からないんですか」

乙女「ムヒーッ、もうサイコーキネシス テレパシー 超能力をー使うときー」

「思わぬときに門外漢が役に立つ。そのためのオッドマン」
と猿。

乙女「来たわよ来たわよ。アカエイイカを2枚におろすんだぎゃあ」

博士「なんと、乙女君はアカエイイカからのテレパシーを受信しているのかね?」

ダービッツ氏が素早く船倉に下りると、包丁を取り出してアカエイイカを薄く2枚に開いた。

アカエイイカの体内は真っ白く、内臓も骨格もなかった。ただあったのは、

 『当たり 一等』

の文字だけ。

乙女「おめでとうっちゃ。賞品は、銀河一周鉄道の旅じゃけん」

「これで若き日に分かれたカムパネルラに会えるかもしれない」
と猿。


漂流しているダービッツ氏の船が発見されたのは、それから1週間後のことだった。
発見者の「豪腕のマリー」の名で呼ばれるベテラン女漁師によると、船内には誰もいなかったという。

アカエイイカの残骸は、マリーさんが捨ててしまったとのことで、研究者たちをおおいに落胆させた。
彼女いわく、「だって、あんまり臭かったんですもの。」

それ以来、この謎の事件は、『マリーそれ捨て豪』事件として広く世間に知れ渡ることになったのだった。
[PR]

# by himaohimao | 2004-07-10 22:56 | ショートショート
2004年 07月 09日

『ツイスター』 来週の金曜ロードショーで放送

え~、もうひとつTV情報を。

B級おバカ映画ファンには見逃せない(?)『ツイスター』が来週、金曜ロードショーでTV放送されます。

日本テレビ系で、7月16日(金)午後9時~11時。

あらすじを申しますと…

  アメリカには、竜巻を研究しているシロウト学者が大勢いる。
  彼らは頑丈な車に巨大なアンテナをつけ、観測機材を積み込んで、竜巻を追い掛け回している。
  その活動を描いた映画。

これだけです。本当に、これ以外な~んにもない映画なんです。

そりゃまあ相手が竜巻ですから、スペクタクルなシーンはありますよ。
でも、自分で好んでその場所へ行ってるわけですしねぇ。
いわゆるパニック映画とはワケが違いますわなぁ。
本人、危険の真っ只中で恍惚とした表情浮かべてるしー。


公開当時、この映画のモデルになった研究者たちのドキュメンタリー番組を見ましたが、映画のとおりでした。
竜巻が起きそうになると現地へ向かい、発生したら進路を予測し、できるだけ近くによって観測する。
ただそれだけ。
観測したデータがどこかに売れるというようなことはないみたいでした。

言ってしまえば、趣味で研究してるだけなんですね。

研究費も手出しですから、お金持ちはパラボラ砲塔をつけた兵員輸送車みたいなのに乗ってるし、
小規模なのはワゴン車の窓から傘のような手持ちアンテナを突き出して観測していました。


つまりこの映画は、おバカな製作者たちが、おバカな研究者たちを描いた という、2重の意味で
おバカな映画に仕上がっているのです。

映画を観て あきれたい方、ぜひどうぞ。
[PR]

# by himaohimao | 2004-07-09 23:13 | 映画
2004年 07月 09日

マッグーハンが、来週 新コロンボに監督・出演

先日、『プリズナーNo.6』の項で紹介したパトリック・マッグーハンが、

次週の木曜洋画劇場の 『新・刑事コロンボ 完全犯罪の誤算』で出演・監督します。
クセの強いマッグーハンのことですから、当然、犯人役です(笑)

マッグーハンという名前は読みづらいと判断されたらしく、パトリック・マクグーハンと読み替えられていますが。
まあ、ウォーレン・ビューティが、一時期、ウォーレン・ビーティと読まれていたようなものでしょうか。

まだスチール写真を見ただけなんですが、マクグーハン、それなりに老けてます。
ピーターフォークも老けてるんで、いい勝負というところですか?

テレビ東京系で、7月15日(木)午後9時~11時。
興味のある方はどうぞ。
面白いかどうかは分かりませんが、マクグーハンのことだから、何か やらかしてくれるんじゃないかと期待しています。
[PR]

# by himaohimao | 2004-07-09 22:41 | 映画
2004年 07月 09日

マグロ探検隊の冒険

第6回 トラバでボケましょう選手権 参加作品


俺の船は危険な海域に足を踏み入れていた。
霧が立ちこめ、視界がほとんど効かない。
海底に火山でもあるのか、海水が熱いのである。
俺は額から汗をぬぐい、船を見渡した。
この暑さで、乗組員たちの疲労も限界にきているようだ。
そのときだった。

「船長! 滝です! 前方に滝が見えます!」

見張りが叫んでいる。そんなバカな。ここは海だぞ。
船首の方角に目をやると、巨大な滝が流れ落ちていた。
熱風がここまで押し寄せてくる。どうやらあの滝は煮えたぎっているようだ。
俺は叫んだ。
「とり舵いっぱい! 滝を回避する!」
「アイアイサー!」
ベテラン操舵手が即座に反応する。
彼の熟練の技によって、船は転覆ギリギリの角度まで傾きつつ、滝を回避した。

水温はさらに上昇してゆく。このままだと乗組員が保たない。

「船長! 船長!」

今度は何だ。

「左舷に! 左舷に!」
「どうした! しっかり報告しろ!」
「巨大な鳥が!」

どうやら見張りが この暑さの最初の犠牲者となったようだ。それでも一応 左に目をやると、
「!」
本当に 巨大な水鳥らしき物体が浮かんでいるではないか。
まるで太古の水竜、プレシオサウルスのような大きさだ。
いくら水鳥とはいえ、あの大きなクチバシで突かれでもしたら船体に穴が開いてしまう。

「おも舵いっぱい! と、鳥、あの鳥を回避する!」
「アイアイサー」
さすがは俺とずっと一緒にこの船に乗り組んでいる操舵手だ。
俺があわてていても、表情ひとつ変えずに舵輪をまわす。


まてよ。俺たちはいつから一緒にいるのだ?
いつからこの船に乗り組んでいるのだ?
見張り、操舵手、航海士、船員たち、そして船長の俺。

毎日出航していることだけは覚えている。
今日も船出は順調だった。
そして毎日帰港して・・・ 帰港? どこへだ?
記憶が曖昧だ。このむせかえるような暑さのせいだろうか。
俺たちはどこへ帰港するのだ。どこへ。


そのとき、ものすごい勢いで船体が上昇し、左右に揺さぶられた。
船員たちが甲板を滑ってゆく。
揺れは激しさを増し、船は振り子のように揺さぶられた。
このままでは船員たちが振り落とされてしまう。
仲間を助けなければ。
舵輪にしがみついている操舵手を残し、俺は甲板に出ようとした。
その瞬間、今までで一番激しい衝撃が襲ってきた。
船体が投げ飛ばされ、岩盤に叩きつけられたのだ。
俺も船室の壁に頭を強く打ちつけてしまった。
薄れ行く意識の中で、遠くに 女と子供の声を聞いたような気がした。

「あらあら、お船のオモチャ、放り投げちゃダメでしょ」
「やーだ! もうお風呂あがるもん」
「じゃあ、ママがお湯を止めるから、アヒルのオモチャも片付けてしまいましょうね」



■□■□■□■□■□【トラバでボケましょうテンプレ】■□■□■□■□
【ルール】
 お題の記事に対してトラバしてボケて下さい。
 審査は1つのお題に対し30トラバつく、もしくはお題投稿から48時間後に
 お題を出した人が独断で判断しチャンピオン(大賞)を決めます。
 (自分自身のお題の記事にトラバして発表)
 チャンピオンになった人は発表の記事にトラバして次のお題を投稿します。
 1つのお題に対しては1人1トラバ(1ネタ)とします。
 お題が変われば何度でも参加OKです。
 (企画元ブログにてチャンプランキングも開催中!)

 企画終了条件は
 みんなが飽きるまで、もしくは企画者が終了宣言をした時です。

 参加条件は特にないのでじゃんじゃんトラバをしてボケまくって下さい。

 ※誰でも参加出来るようにこのテンプレを記事の最後にコピペして下さい。

 企画元  毎日が送りバントhttp://earll73.exblog.jp/
■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■
[PR]

# by himaohimao | 2004-07-09 12:41 | ショートショート
2004年 07月 08日

ひまおの正体

一部で、ほんのごく一部で話題になっている(なっているのか?)私の正体ですが、
ただのインドア人間です。インド人ではありません。
妻とネコの3人(3匹?)で、社会の隅でひっそりと暮らしております。

その昔、ネットがパソコン通信と呼ばれていたころ、ニフティサーブで お笑いとエッチとSFのフォーラムを徘徊しておりました。
その後、ホームページ全盛になってから、通信環境の不備もあって、ネットからは遠ざかっていたのですが、つい先日ブログを知り、
「もしかしてこれはパソ通時代のノリと似ているかもしれない!」
と思って飛び込んだ次第です。

実際、まだ短いブログの歴史をひもといてみると、ブレイクしたのは
ニフティがココログのサービスを開始してからというじゃありませんか。
私のように機械オンチのネットワーカーは、それまで、人のホームページを指をくわえて見ていたに違いありません。
それがキャリア提供のブログという舞台を得て、一挙にサイトを開設したのではないでしょうか。
ではなぜ このブログがココログではなくてエキサイトブログなのか。
ニフティのIDなんて、とっくの昔に解約しちゃったからだyo~
だって、@Niftyなんかに浮気しちゃうんだもん。ニフティの莫迦~!(夕日に向かって走る)

で、最近、いろんなブログを見てまわっておりますと、ニフティ時代の懐かしいお名前がチラホラと…
「同志、あれからもう何年もたつけど、ここでがんばっていたんだなぁ(涙)」
と感慨が深かったです。
日記形式というのは、家庭持ち社会人にはつらいところもあるけれど、とりあえず今は

  ブログ万歳!

という気持ちですね。

まだ立ち上げたばかりだし、飽きやすくて気分屋の私のこと、先行きどうなるか分かりませんが、
とりあえず、ボチボチやっていこうと思っております。
みなさん、どうぞよろしゅうに。


【業務連絡】
昨夜、ようやくリンクの貼りかたを知りました。
それまでは、全部 エクスプローラーのブックマークに入れて、上から順に廻っていたんです。(まぬけ~)

というわけで、巡回させていただいているサイト様には 勝手にリンクを貼らせていただきました。
本来ならコメント等で1人1人にご挨拶すべきところなんでしょうが、20個近くもあるし、もう挨拶しちゃったところも
あるし、どこに挨拶してどこにしてないか覚えてないし(鳥頭なもんで)で、ご挨拶を欠礼させていただきます。

「リンクは困る」という方がおられましたら、当人いたって気の小さいヤツですので、やさしく
「勝手にリンク貼るなんて、なにナメたマネさらしとるんじゃワレー!」
と仰ってください。ただちに、即座に、瞬時に はずさせていただきます。
[PR]

# by himaohimao | 2004-07-08 10:11 | コラム
2004年 07月 07日

URL占い

ZeroMobileさん経由、naohさんのところで教えていただいた、URL占いをやってみました。
結果は…

>ひまお さんのサイトは 一日6ヒット サイトです!

>● あなたのサイトのURLは、一日6ヒットくらいしかしない、ショボショボサイトの可能性が高いです。
>単なる自己満足だけのために、サイトを作っていませんか?
>アクセス向上のためには、訪問者を楽しませる不断の努力が不可欠です。
>またたまには自分のエロい写真なんかを載せてみてもいいかもしれません。

とほほほほ~。
まあ、当たっているから文句も言えませんが。ていうか、当たっているところがすごい!


ふと思い立って、妻がやっている完全会員制の非公開掲示板でもやってみました。

>むぎ(妻のハンドルネーム)さんのサイトは メガヒット サイトです!

>● あなたのサイトのURLは、メガヒット、つまり100万アクセス以上のヒットをする可能性が高いURLです。
>とはいえ、内容がないとそれもなかなか難しいので、こまめな更新やプロモーション>の努力も、忘れてはいけません。
>また大ヒットをしても決して浮かれすぎないよう、日々自制心を養っておきましょう。

ちょっと!奥さん! あなたのサイト、会員6人ぐらいしかいないでしょ!
しかもそのうち1人は僕でしょ!
それがなんでメガヒットサイトなのよ…

これでまたひとつ亭主の権威が地に落ちましたorz
[PR]

# by himaohimao | 2004-07-07 19:38 | コラム
2004年 07月 07日

竹の子の日

朝、目がさめたら、頭の横に大きな竹の子が生えていた。
目を閉じて、また開いてみた。やっぱり竹の子だ。
それも大きくて立派な竹の子が、畳を突き破って生えているのである。

僕は思った。なぜ2階建てアパートの201号室に住んでいる独身花嫁募集中のこのオレの部屋に、
竹の子なんかが生えているのかと。
201号室。そう、僕の部屋は2階なのである。これは1階から生えてきたものに違いない。
そうだ。階下の様子を見てこなければならない。
そして事と次第によっては、文句のひとつも言ってやらねばならない。
アパートは人が住むところであって、竹の子を栽培するところではないはずだ。

急いでパジャマを脱ぎとばし、綿パンとシャツを着る。
サンダルをつっかけてドアを開け、廊下へ出たところで 隣の部屋の前でオロオロしている人影が見えた。
女性のようだ。
すぐに僕は顔中に「花嫁募集中」の笑みを浮かべると、彼女に近づいていった。

「あらっ、雅彦君」
雅彦とは僕の名前である。
今まで一度も顔を合わせたことがない隣の部屋の住人から、なぜ君づけで呼ばれなくてはならないのか。
不思議に思って相手の顔を見ると
「おや、詩織ちゃん」
僕が1年前まで勤めていた会社でOLをしていた女性である。
同期入社だったが、物静かであまり目立たない子だったので、特に親しく話したことはなかった。

「あの、雅彦君」
また呼ばれた。顔を見直すと、なにかにおびえているような表情をしている。
「あ、あの、あの」
何か言いたそうだが言い出せないという風情。僕は冗談めかして言った。
「もしかして、部屋に竹の子でも生えたのかい?」
「そう、そうなのよ!」
なに!? 自分の部屋だけでなく、隣の202号室にまで竹の子が生えていたとは。
聞いてみると、状況は僕の部屋とほとんど同じのようだった。

「よし、下の部屋の様子を見に行こう」
かねてからの僕の提案に、彼女はうなずいた。

階段を下りて101号室をノックする。返事がない。
ためしにドアノブを回してみると、ドアはするりと開いた。
「!」
僕と同じ6畳の部屋の、僕の部屋と同じ位置に、見事な青竹が生えていたのである。
そしてそれは天井を突き破り、僕の部屋に向かってまっすぐに伸びていたのだ。

他の部屋も調べてみたが、状況は同じだった。
このアパートの住人は、僕ら2人を除いて、いなくなっており、かわりに竹の子というか竹が生えていたのである。

「雅彦君、これからどうするの?」
詩織が聞いてくる。
「し、し、詩織ちゃんはまだあの会社に勤めているのかい? そしたら会社にも連絡しなくちゃいけないし、
親御さんなんかもホラ、し、し、心配してるといけないから」
突然の質問に、トンチンカンな返事をしてしまう。
そうだ。僕も会社に連絡しなければ。
まっさきにそう考えてしまうところが宮仕えの悲しさである。

僕はいったん部屋に戻り、携帯電話を取ってくると会社に電話した。なぜか詩織もついてきた。
何度発信音を鳴らしても、誰も出ない。
もう9時近いのに、誰も出社していないなんて、普通では考えられないことだ。
「詩織ちゃんの方はどう?」
彼女は僕の携帯を使った。どうやら自分の部屋に戻って竹の子と対面するのが怖いようだ。
何度か電話をかけた後、彼女は首を横に振った。
「そうか…」

僕らはしばらく話し、外に出てみることにした。あたりの様子を見てまわる以外に、いい案を思いつかなかったのだ。
駅に向かって歩く。普段なら勤め先に急ぐ人の群れで一杯のこの時間に、人っ子1人いない。
車も1台も動いていない。
駅の中も見てみたが、誰もいなかった。
このうららかな日差しの中、動いているものの影はなく、体験したことのない静けさが僕らを包んでいた。

公園のベンチに座って、遅い朝食を食べながら、僕らは途方にくれていた。
食べ物や飲み物は近くのコンビニで手に入れた。お金はカウンターに置いてきた。
「いったいどうなっちゃったの?」
「それはこっちが聞きたいよ」
さっきから何度も同じ会話を繰り返している。
あたり中のドアというドアをたたいてまわったが、無駄だった。
反応がないか、たまに鍵が開いていても、中には竹が数本生えているだけ。
徐々に日は傾いていく。

「そうだ!」
昼食を摂ったあと、ふいに思いついた。
「このへんで、一番高いところに登ってみれば、何か分かるんじゃないかな?」
「一番高いところって…」
詩織があたりを見回す。
「あの山、かしら?」
数キロ先に、小高い山が見えた。ちょうどお椀を伏せたような形で、丘といったほうがいいような小さな山だ。
宅地造成の波に取り残されたように、そこだけ緑が残っている。
「よし、行こう!」

道々、僕らはお互いのことを話した。話すことはたくさんあった。
僕が転職した理由、彼女はまだ前の会社で働いていること、同期入社時の研修であったハプニング。
そして2人とも、恋人と言えるような人はいないこと。
しかし共通の知人や身内の話は2人とも避けていた。
彼らが今この瞬間どうなっているのか、考えるのが怖かったのだろう。

日が西に傾いた頃、僕らはその山の頂上に立っていた。
そこから見下ろすと、さして大きくないこのベッドタウンを一望できた。
なんの変哲もない町の風景。だが、そこには何の動きもなく、横にいる詩織の呼吸さえ聞こえるほど静かだった。

不意に詩織が僕の腕につかまってきた。
「これから、どうなっちゃうんだろう」
僕に答えられるはずもない。
僕は救いを求めるように、あたりを見回した。

竹林の奥に、小さな神社というか、社が建っていて、なにかの神様が奉られていた。
僕は詩織をうながして、社を調べ始めた。
古い社で 最近は手入れもされてないらしく、荒れ放題だ。
ご神体を祭っている祠の扉もはずれてなくなってしまっている。
覗き込むと、薄暗いなかに、円錐形の物体が安置されていた。
見ようによっては、竹の子にみえなくもない。
そのあまりにホコリだらけの姿を見るに見かねて、僕はポケットティッシュでそれを拭いた。
作業に集中していると、横からハンカチを持った白い手が伸びてきた。
詩織だった。
「むこうで手水処を見つけたのよ」
ハンカチは水に濡らしてあった。
僕らはしばらく、祠の掃除に熱中した。

その最中、祠のすみにお札が2枚置いてあるのを見つけた。不思議なことに、お札はホコリをかぶっていなかった。
厚手のお札ではあったが、しょせんは紙製。風に飛んでしまわなかったのは奇跡のようなものだ。
1枚を詩織が手に取る。
残りの1枚を手に取って調べてみた。見たこともない文様が描かれており、上端にヒモのようなものがついている。
絵馬のようにぶらさげて奉納するのだろうか。
ふと横を見ると、詩織がお札を持ったまま、目を閉じている。
その姿は なにかを熱心に祈っているようにもみえる。
僕も沈み行く夕日を見ながら、いつしか心の中で、ある願いを唱えていた。

「そういえば、今日は七夕だったね」
われながら陳腐な思いつきではあったが。
「このお札、近くの笹に結んだらどうかな」
このアイディアは、思いもよらぬ歓迎を受けた。
「あら、素敵な考えね」
僕らは2人で一緒にお札を笹に結びつけた。
そのとたん、世界がグラリと揺れたような気がした。と、僕は気を失ってしまった。


日もとっぷりと暮れ、星がまたたく山道を、僕たちは手をつないで降りていた。
眼前には住み慣れた町の明かりが煌々と灯っている。
自動車の走る音がする。もうじき人々の喧騒も聞こえてくるだろう。
さっき詩織が何を願ったのか僕は知らない。
だが、あのお札を2人で一緒に近くの笹に結びつけたとき、何かが変わったことだけは間違いない。
僕は夜空を見上げた。
晴れ渡った夜空に、天の川がくっきりと見えた。
織姫と彦星は1年に1回の邂逅を無事にとげていることだろう。
そして1年ぶりに出会った僕たちも。
傍らの詩織を見る。彼女もこちらを向いて、微笑んだ。その笑顔に向かって問いかける。
「さっき、何をお願いしたんだい?」
「ふふ、秘密よ。あなたこそ何をお願いしたの?」
問い返されて少し焦る。
「きっと、君と同じことだよ」
照れ隠しに再び夜空を見上げると、星たちは優しくまたたいていた。
[PR]

# by himaohimao | 2004-07-07 00:12 | ショートショート
2004年 07月 06日

洗濯機クッキング

a0032792_22134.jpg洗濯機を使った3分間クッキングの時間です。
材料は、ありあわせの洗濯物とタオルケット1枚。
ポイポイッと洗濯機に放り込んで洗濯するだけ。
ほーら大きなホットケーキの出来上がり・・・

って、そんなわけあるかい!
ご覧のとおり、洗濯が終わって洗濯機を開けたところを真上から撮った写真です。
でも、洗濯機のフタを開けたとき、クッションじゃないかとは思いましたね。
よく見ると、ガラが、日頃 使っているタオルケットだったので、すぐに気づきましたが。

わが目を疑った一瞬でした。
[PR]

# by himaohimao | 2004-07-06 22:02 | 変なモノ
2004年 07月 04日

メキシカンハット

a0032792_21342.jpg
暑いですね~。浜辺でノンビリしたいです。

というわけで この画像。
タマにはこういうのもいいんではないかと…
私、実はこういう おバカなのも好きなんです~

巷にもいますよね、自分とお揃いの帽子を息子さんにもかぶせている人。(意味が違うって)
特に野球場にいっぱい いそう。(野球ファンに殺されるって)
街でも お揃いの格好をしている親子をときどき見かけますよね。(全員を敵にまわす気か)

メキ~シ~カ~ンハ~ット ゴ~ゴ~ ゴ~ゴ~ ♪  by 橋 幸夫(違
[PR]

# by himaohimao | 2004-07-04 21:35 | 変なモノ
2004年 07月 03日

『プリズナーNo.6』

a0032792_21624.jpgケーブルテレビのスーパーチャンネルで、『プリズナーNo.6』の最終回を観ました。

プリズナーNo.6は、1976年からイギリスで放送されたテレビドラマです。
スパイアクションとミステリーとSFを混ぜ合わせたような雰囲気のなかに、イギリスっぽい皮肉な世界観が漂っているという不思議なドラマでした。

設定とストーリーを私なりに解釈すると…

 イギリス外務省の有能な諜報部員であった主人公は、
 ある日なぜか辞表を叩きつけて辞任する。
 帰宅した彼を待っていたのは催眠ガス。
 気がついたら彼は小さな「村」に運ばれていた。
 
 そこの住人は全員ナンバーで呼ばれており、主人公もNo.6と呼ばれる。
 村自体はオシャレで小綺麗で、衣食住も保障されている。
 住民も表面上はニコニコしているのだが、常に管理者であるNo.1に逆らわないようビクビクして暮らしている。
 姿を見せないNo.1に代わって村長を務めているNo.2は、主人公が辞職した理由を知ろうと あらゆる手段を使ってくる。
 そんな囚人(プリズナー)のような生活を嫌がって主人公は脱走を試みる。
 だが、どうやっても脱出不可能。

 主人公は次第にこの管理社会に立ち向かうようになるのだが、
 行動すればするほど迷路のような状況にはまり込んで行く…

というような話です。
分かりにくくてすみません。でも、分かりにくいドラマなんですよ。
全編 謎だらけ。
主人公の辞職の理由も明かされなければ、それをNo.2が執拗に知りたがるのも謎。
No.1は姿を見せないわ、No.2は毎回のように入れ替わるわ、
主人公は新参者なのに、なぜ6番が与えられているのかも分からぬまま。
ただ囚人を尋問するだけなら牢屋ですむだろうに、なぜこんな村が造られたのかも謎。
村から出ようとすると襲いかかってくる白い球形の生命体の正体も分からない。

そして全編に流れる不思議な緊張感/圧迫感。
見終わってからも、
「自分も管理社会の囚人なんじゃないか?」
と考えずにはいられない視聴後感。
とにかく1度見てみてください。としか言いようがありません。
数年に1度、再放送されているようですから。

主演、製作総指揮ともに パトリック・マッグーハン。
まさに彼による、彼のためのドラマです。

彼は他にも、旧作の刑事コロンボに 犯人役として1回、監督として1回、かかわっているんですが、
特に彼が監督した回『さらば提督』では、彼の反骨精神というか、「視聴者をアッと言わせてやろう」
という精神が遺憾なく発揮され、それまでのコロンボのお約束を破ったものに仕上がっています。
マッグーハンがお好きな方にはお薦めの1品です。
[PR]

# by himaohimao | 2004-07-03 21:07 | 海外SFドラマ
2004年 07月 03日

家庭の科学

a0032792_15610.jpg
新発売のペプシブルーに コーラを混ぜると緑色になる!という噂を検証すべく、
ペプシブルーを買ってきました。
混ぜるコーラは、こちらも新発売のコカコーラC2。

①ペプシブルー、なんかクールバスクリンのようです。
 味は、見かけどおり着色料のごってり入ったコーラという感じ。

②コカコーラC2の味は、ダイエットコークよりはましなものの、
 なんとなくニセモノコーラのような味。

③ペプシブルーの入ったコップにコーラを加えていくと、みるみる緑色に!
 味は着色料のみ、コカの味せず、という感じです。
 毒をもって毒を制す…?

聞くと見るとは大ちがい、というか、
目の前でコーラがみるみる緑色になっていく光景は脅威でしたね。
昔 学校でやった理科実験のようでした。

これ、やってみることに意義があるような気がします。
材料費も安いしね。
みなさんもお試しあれ。

P.S.…緑色のコーラ、試飲した残りを食卓に置いておいたのですが、丸1日たっても
   誰も飲んだ形跡がありませんでした…
[PR]

# by himaohimao | 2004-07-03 15:07 | 変なモノ
2004年 07月 02日

手ごたえのない相手

きのう、生まれてはじめてブログなるものを作ってみました。
なのにいきなり企画に参加。
トラバでボケましょうって企画なのに、トラックバックしたことありません。
蛮勇です。
でも参加してしまうのです。


---------------


監督は顔を真っ赤にし激怒していた。

選手時代も引退し指導者となった今も、卓越した技術と温厚な性格で蹴球紳士と呼ばれる彼が、全ての人から尊敬を集め2年前にはサッカー日本代表の監督に招へいされた彼が、我を忘れるほど激怒していた。

「お前ら、あんなになめられて悔しくないのか!」

通訳を通して監督の檄が飛ぶ。

「悔しいに決まっているじゃないですか!」

イタリアで活躍しているキャプテンが叫ぶ。

「なら勝ってこい!おまえら!10点差で勝ってこい!」

「うおおお!」

選手がピッチに飛び出す。




サッカー日本代表の監督、選手をこうまで激怒させた
相手チームのどえらくなめた態度とは一体?

---------------


思えば選手入場のときからなめられていた。
相手チームは役所から出てきたのだ。玉砂利を踏みしめながら。

「あいつら、役人にコビ売って来たのか!? 余裕かましてんじゃねーよ!」

生っ白い顔がずらりと並んでいる。
しかも全員 正装である。
馬鹿にしているのか、最大級の敬意を表しているつもりなのか。

ゲームが始まった。
相手は笛も待たず、いきなりボールを蹴り上げてきた。
あわてて駆け寄るこちらのフォワード。
こんな返しやすいヘナチョコ球をよこすとは、どういうつもりだ?
やはりなめられている。
こうなればこちらは 持てる力のすべてをこめたボールを相手に叩きつけるしかない!
ボールが地面に落ちると同時に確保した。よし!

「あ~、あなた負けてしまいましたね~」

のほほんとした相手チームの声が響く。
なに? なぜだ? 審判は・・・審判がいない!?
またボールが蹴り上げられた。

同じようなことが5,6回続いたあと、相手はコリャ駄目だという顔をして、役所に戻って行こうとした。

とうとうこちらの監督がブチ切れた。

「勝ってこい!おまえら!10点差で勝ってこい!」
「うおおお!」
ケンカ腰で飛び出していくイレブン。
その先には、キョトンとした相手チームのメンバー達が。

「あんなに地面に落とされたんじゃ、蹴鞠にならないじゃないですか。」


西暦2500年。タイムマシンが発明された世界は、異種間競技ならぬ異時代間競技の観戦で盛り上がっていた。
その絶好のカードとして組まれた 200X年の日本代表チームと、平安京の内裏に勤める蹴鞠愛好家たちの1戦は、
こうして平安時代のパーフェクト勝ちとして終わったのである。



■□■□■□■□■□【トラバでボケましょうテンプレ】■□■□■□■□■□
【ルール】
 お題の記事に対してトラバしてボケて下さい。
 審査は1つのお題に対し30トラバつく、もしくはお題投稿から48時間後に
 お題を出した人が独断で判断しチャンピオン(大賞)を決めます。
 (自分自身のお題の記事にトラバして発表)
 チャンピオンになった人は発表の記事にトラバして次のお題を投稿します。
 1つのお題に対しては1人1トラバ(1ネタ)とします。
 お題が変われば何度でも参加OKです。
 (企画元ブログにてチャンプランキングも開催中!)

 企画終了条件は
 みんなが飽きるまで、もしくは企画者が終了宣言をした時です。

 参加条件は特にないのでじゃんじゃんトラバをしてボケまくって下さい。

 ※誰でも参加出来るようにこのテンプレを記事の最後にコピペして下さい。

 企画元 毎日が送りバント 
■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□

順位とか以前に、ちゃんとトラックバックできるのでしょうか。
緊張しています。
ぽひょう。
[PR]

# by himaohimao | 2004-07-02 17:17 | ショートショート
2004年 07月 02日

『バイオニック・ジェミー』

a0032792_101450.gifケーブルテレビのAXNチャンネルで、『バイオニック・ジェミー』の第1話を観ました。
これは1970年代に放送された『地上最強の美女 バイオニック・ジェミー』の再放送です。
原題は "The Bionic Woman"

一応、設定を。
  スカイダイビング中の事故で 両足と右手、そして右耳を失ったジェミーは
  機械を埋め込まれる大手術を受けて蘇る。
  彼女は教師をしながら、彼女の秘密を盗むために襲いかかる連中と戦うのだった。

詳しいことは、グーグルで検索すれば分かるので、第一話を観た感想だけを。

    主演のリンゼイ・ワーグナーが若い!

リアルタイムで観てたころのワーグナーのイメージは、右上の写真のような「大人の女性」
だったんだけど、1話の彼女は20代前半のお嬢さんに見える。失礼だけど、小娘と言ってもいい。
まさかこんなに若かったとは…

この番組は『600万ドルの男』のスピンオフ(枝分かれ)番組として作られたんだけど、
スパイアクションが主体だった本家に比べて、ヒロインの私生活が丹念に描かれている。
その分、人間ドラマが厚みを増し、主人公の魅力につながっている。

悪人と戦うときに超人的な力を発揮するのは当然だが、
日々の暮らしの中で起きるちょっとしたトラブルを、持ち前のスーパーパワーで解決するシーンは、
『奥様は魔女』のようにユーモラスだ。
これが本家『600万ドルの男』をはるかにしのぐ人気を得た秘密だろう。

ただ、SF者として苦言を呈するなら…
主人公が右手1本で冷蔵庫を持ち上げるシーンがあるんですが、あんなことすると、
機械の右腕はよくても、それをつなげてある右肩の骨が折れます。
また、機械の両足で猛スピードで走ったり跳んだりするんだけど、
これも腰の骨が折れますね。
この手のサイボーグ化をするなら全身の骨格や筋肉をイジらなきゃならないんだけど、
本編でそれに触れられてないところがB級だなぁと思い、ここで紹介することにした次第です。
[PR]

# by himaohimao | 2004-07-02 10:16 | 海外SFドラマ
2004年 07月 02日

ごあいさつ

B級ブログにようこそ。管理人の ひまお です。

ここでは、主にB級でSFな海外ドラマや映画、アニメ、マンガや小説についてポツポツ語っていこうと思っています。
他にも、面白エッセイ本についてとか、身近で見つけた変なモノや変なことなんかも。

コメント、トラバ、リンク 大歓迎。
管理人は相当ヌケてますので、間違いだらけだと思います。ぜひご指摘ください。

まあ、展開次第でどうなるか分かりませんが、とりあえずそういう方向で。
少しでも興味を持ってもらえたら嬉しいです。
[PR]

# by himaohimao | 2004-07-02 00:15 | ごあいさつ