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2004年 10月 22日

見ないほうがよかった最終回(アニメ版スパイダーマン)

見ないほうがよかった最終回(アニメ版スパイダーマン)_a0032792_2384458.jpg

アニメ版スパイダーマンの最終回を見ました。
映画『スパイダーマン』から派生し、アメリカで制作されたものです。

アメリカの活劇ドラマの最終回って、主人公が危機に陥ったところで終わるのが通例です。
これは視聴者に 次回を見たいと思わせて、続編制作を狙っているからです。

今回もそのパターンだろうなと思って見ていました。


ところがところが。


最終回の内容を簡単に説明すると…

敵はテレパシーを使って相手に幻覚を見せ、自在に操れるエスパー。
スパイダーマンは敵に操られ、敵だと思って知り合いの女性をビルから突き落としてしまう。
知人は病院に運ばれ意識不明。
当然、社会は非難轟々。
最終的にエスパーは倒せたけど、スパイダーマンが市民をビルから突き落としたという事実は消えない。
知人も意識不明のまま。
悪漢は倒したけれど、スパイダーマンの疑いは晴れない、という結末なんです。

スッキリしない終わり方です。

娯楽作品なんだから、もっと爽快感が欲しい。

この場合だと、こういう風に持っていって欲しかった。

敵は生き延び、人々はピンチになる。
だけど主人公の疑惑は晴れ、
「さあこれから敵をやっつけに行くぞ!」

というのが、スカッとして続きも見たくなるエンディングだと思うんですね。

その点、この最終回は その逆で、イヤな感じだけが残り、失敗だったと思います。


製作者の意図は分かります。

スパイダーマンは、アメコミ初めての「悩めるヒーロー」だったのですから、
悩める結末にしたかったのでしょう。

最初から人間のライバルが出てきて、ガールフレンドを巡ってイジケたり、
宿題が間に合わなくて単位が危なかったり、
スパイダーマン稼業に忙しくてバイトができなくてデート代が捻出できなかったり、
コミックの方でもいろいろありましたからねぇ。

でも、この最終回はないですわな。
まあ、映画の第2弾もヒットしたようですし、きっと作られるであろう続編に期待しましょう。

次回はもっと人間関係をスカッとしたものにして欲しいです。
主人公が悩みながらも爽快感のあるドラマ。
難しいかなぁ。

# by himaohimao | 2004-10-22 02:38 | アニメ
2004年 10月 18日

『スペース1999』

映画 実写版サンダーバード公開記念 最終回


サンダーバードの映画は、残念ながら不評のうちに公開が終わってしまいました。
まあ、あのシナリオじゃあねぇ・・・
2作目に期待しましょう。
「スタートレック」だって「スパイダーマン」だって、映画1作目は不評だったんだ。
しかし「ハルク」や「デアデビル」は、もう作られないだろうしなぁ。
いかん、とにかく希望を持って生きましょう(それほどのものか?)


今回は、アンダーソン夫妻の最後のアダ花(?)、『スペース1999』のご紹介です。

前作『謎の円盤UFO』から7年後、1977年にアンダーソン夫妻が制作した実写特撮TVドラマシリーズです。


基本の設定は、

  1999年、人類は月に自給自足型の基地「ムーンベース・アルファ」を作るまでになっていた。
  ところが、月面に廃棄していた核燃料廃棄物の爆発で、月は軌道を放れ、宇宙のかなたに飛び去ってしまう。
  孤立した基地のクルーは、宇宙をさまよい、なんとか地球へ帰る方法を模索しながら、
  異星人などの迫り来るさまざまな事件をくぐり抜けていく。

というお話です。


ではまず、ムーンベース・アルファの全景からご覧ください。

『スペース1999』_a0032792_8264557.jpg


記憶があいまいで申し訳ないのですが、科学者や技術スタッフ合わせて200人近くが勤務していたと思います。


スタートレックが作られる前のお話ですが、斬新なアイディアが多かった。

 ・月そのものが巨大宇宙船になってしまう
 ・爆発シーンは撮影カメラを揺らし、俳優がそこらにしがみついて震動の激しさを表す。
 ・テレビ付きリモコンなど、細部にまでこだわったギミックメカの数々。
 ・宇宙人=敵ではなく、人類が宇宙に進出する際はどうあるべきかという問いかけがなされている。
 ・そしてなによりもイーグル宇宙船のモジュール設計思想。

スタートレックが、本作も踏まえて作られたことは間違いないと思われます。


ではそのイーグル宇宙船です。

『スペース1999』_a0032792_8334289.jpg


これの白眉は、船首の操縦区画と、船尾の核融合エンジン区画が離れていて、間を鉄骨(?)が繋いでいるところです。
「2001年宇宙の旅」の宇宙船がそういう設計でしたね。

でもって、その間に、さまざまなモジュールを組み込んでやることによって、いろんな用途に用いることができるわけです。

ちなみに上の写真は輸送用モジュールを組み込んだ、コンテナイーグルです。

他にも、旅客モジュールを積んだ旅客機タイプや、推進装置や武装を強化したタイプ(下の写真)、
医療用モジュールを組み込んだ救助タイプなどがあります。

『スペース1999』_a0032792_834960.jpg

元々、地球と月の往復シャトルとしても使われていたのですから、あくまで汎用宇宙船で、戦闘機ではないわけですね。

ちなみにこのイーグル、普段は2人で操縦し、ムーンベースには28機が配備されているそうです。
(ドラマが進むにつれ、どんどん壊れていきますが)



さて、キャラクター紹介です。

『スペース1999』_a0032792_829453.jpg


右がコーニッグ司令官、左が医療部長で一応ヒロインのヘレナ・ラッセル博士です。
中央の異様な女性はマヤ。第2シーズンから加わった異星人です。変身能力を持っています。

演技が硬いのは、「謎の円盤UFO」と同じ(汗)


このドラマは、比較的硬派な第1シーズンと、エンタテイメント色の強い第2シーズンに分かれています。
それは第1シーズン放送後、続きが見送られていた本作を、アメリカ資本が出資して、第2シーズンが作られたからです。
変身宇宙美女マヤ なんてのが出てくるのもそのため。

また、第1シーズン終了直後にアンダーソン夫妻は離婚しており、第2シーズンにはシルヴィアが参加していないせいでもあります。
やはりジュリーとシルヴィア 両者あってのアンダーソン作品ということでしょうか。


このあと、ジュリー・アンダーソンは、「地球防衛軍テラホークス」他、いくつかの作品を制作していますが、
ここで紹介した作品群の人気にはかないませんでした。

つい最近では、日本のアニメのメカデザインなんかもやっていましたね。
オープニングを見ただけで、「アンダーソンメカやなぁ」と分かるもので、懐かしかったです。


そんなわけで、延々と引っ張ってきました 1人アンダーソン祭り も、このへんでお開きにしたいと思います。
長々と読んでくださったみなさん、どうもありがとうございました。

# by himaohimao | 2004-10-18 08:36 | 海外SFドラマ
2004年 09月 28日

三国無双にハマりました

三国無双にハマりました_a0032792_19384112.jpg
ひさしぶりにゲームにハマっています。
それも今どき、『真・三国無双2』に。

10日ほど前に買ってきたんですが、もう4日も徹夜してるので、「ハマった」と言っていいかと思います。
こんなにハマったのは、『機動戦士ガンダム 連邦vsジオン』以来です。


事の起こりはこうでした。
なにげなく通りかかったので、ひさしぶりにゲームショップを覗いてみると、コーエーから「戦国無双2」が新発売されていました。
ひらたくいうと、「三国無双」の舞台を日本の戦国時代に置き換えたゲームです。

もともと僕は三国志や日本中世(というか東洋史)に興味を持てない人間です。
大学時代に友人たちが、コーエーのシミュレーションゲーム「三国志」シリーズにハマり、
狭いアパートに8人も集まっては徹夜でプレイしているのを見て
半分あきれ、半分うらやましく思っていました。

それに反射神経もゼロなので、アクション・シミュレーションと銘打っている無双シリーズは、僕とは縁のない存在だと思っていました。

ところがお店のラインナップを見てみると、

  三国無双1,2,3
  戦国無双1,2

と、ずらりと並んでいるではありませんか。

この他にもバージョンアップ版と思われる、「真・三国無双」とか「三国無双 猛将伝」などもあります。

たしかファミ通の評価もすこぶる良かったぞ。

インベーダーゲーム時代からのゲームファンとしては、一応おさえておくべきものではなかろうか。

僕の心はそう傾いていったのです。


値段を見ると、2000円。
映画1回分。
ゲームが全然つまらなかったとしても、これくらいなら「捨てた」と思っても惜しくない金額です。
なにしろこれで人気ゲームの実態が掴めるんですから。

そういうわけで、帰りのカバンの中には、『真・三国無双2』が納まっていたというわけなのです。


さて、家に帰ってプレイしてみました。


ふむふむ、基本はアクションゲームなんだな。
プレイヤーは、中国は三国時代の武将の1人になって、なみいる敵をなぎ倒していく、と。

自分の体力が尽きて死んでしまってもゲームオーバーだけど、
目の前の敵に夢中になって、大局を見失い、自軍の総大将を倒されてしまってもゲームオーバー。
ここらへんがシミュレーションと名づけてるゆえんか。

で、敵の総大将を倒せば、1面クリア、と。


なるほど、確かにアクションゲームでありながら、シミュレーション性も充分にあるな。
数百人の敵をバッタバッタとなぎたおしていく爽快感はクセになりそう。
しかも小難しいところは全部バッサリと切り捨ててあって好感が持てる。
1面が平均15分~1時間程度で終わるところもいい。

なになに、1キャラ7面でクリア。エンディングが見られる。
それを全キャラ繰り返すのね。
え、これってキャラ何十人いるの。たしか三国志の武将って・・・

このあたりで、ちょっと青ざめてきました。

最初は魏・呉・蜀3人ずつ、あわせて9人の武将しか使えないんですが、クリアしていくにつれ、武将の数が増える増える。
好きな人にはたまらんでしょうなぁ。

でも、プレイ時間が・・・

現在、5人の武将をクリアしてますから、
1面40分として計算すると、

40分X7面X5人÷60分=23時間強

あれ? 4日徹夜したんだけどな。
こりゃ、かなり負けてやり直してるな。
簡単モードなのにダメダメですね、私。
やっぱ反射神経ないわ。

まあ、新しい武将が手に入るたびに、チャレンジモードで延々試し斬りなんぞやっとるのもイカンのでしょうが。


さて、気になるお値段のほうですがw

面によっては武将が変な動きをする(護衛しなければゲームオーバーになってしまう)ことがあるので、
1回でクリアしていこうと思ったら、攻略本が必要です。
コーエーが出している「コンプリートガイド」の下巻を買いました。

ところが武将のことも知りたくなっちゃって、上巻も買ってしまいました。
僕は妙にケチって「マニアックス」から買ってしまったので、

計5400円の出費。

しまった、合わせて7000円以上使ってるやん!

「戦国無双2」余裕で買えたやん!


しかし面白い。
シミュレーション版三国志をやっても、横山光輝のマンガ版三国志を読んでも、面白さが分からなかった僕が、
はじめて三国志モノにハマりそうです。

# by himaohimao | 2004-09-28 19:38 | ゲーム
2004年 09月 24日

裏ボケ大賞 受賞の弁

このたびは、裏ボケ大賞をいただきまして、まことに、まことにありがとうございます。

おそらく、みなさんはそれぞれ、他に一番好きな作品がおありになることでしょう。

そしておそらく
「残った票はこいつにでも入れておくか」
と思って拙作に投票してくださったのでしょう。

しかし、それが積もりに積もって11.5票。
なんと大賞をいただいてしまいました。

投票してくださったチャンピオンズのみなさんはもちろん、裏ボケの機会を与えてくださった首謀者のお3方には、
本当に、感謝の言葉もありません。
それからなにより、拙作を読んでくださったみなさんに、感謝、感謝です。


「しまった。こんなことなら こいつに投票するんじゃなかった」
そうお思いの方も少なからずおいででしょう。

でも もう もらっちゃったもんね~。返さないもんね~。
やった~ ばんざ~い、裏の大賞だ~♪


はっ、失礼しました。少々取り乱しました。

40数人の中から1人に選ばれた。
これは私の人生のなかでも最高に幸運なことではないでしょうか。

チャンピオンは9人あれど、裏チャンは1人だけ。
これってトラボケ界最高の栄誉なのでは?

あ、グランドチャンピオン様がおられましたね。
それに投票してくださったのって、チャンピオンの皆様ですし。


実は10回目のトラボケまでは結構がんばったのですが、敗者復活戦から力が抜けちゃって、
正直、自分なりに楽しめればいいやと思って書きました。

今回も、学生時代に読みまくった小松左京や筒井康隆のエロティックな作品へのオマージュの
つもりで、割と気楽に書いた作品だったのです。

欲しいと思ったときに賞は取れず、肩の力を抜いたときにいただける。
世の中とは、こうしたものなのでしょうね。
年末ジャンボも、同様の心境で臨みたいと思います。


えー、最後は宝くじへの決意表明になってしまいましたが、最後に、あらためて、
皆様への感謝の言葉を述べさせていただき、受賞の挨拶に代えさせていただきます。

拙作を読んでくださったみなさん、本当にどうもありがとうございます。

# by himaohimao | 2004-09-24 20:34 | 企画参加
2004年 09月 20日

お腸夫人

ひろみ! おなかに良くってよ!
お腸夫人_a0032792_2255266.jpg

くわしくは こちらをご覧になって!

# by himaohimao | 2004-09-20 22:06 | 変なモノ