2005年 02月 09日
映画 『チーム・アメリカ:ワールドポリス』のご紹介です。 これは、かわいいのにブラックな社会風刺で話題になったアニメ「サウスパーク」のスタッフが新たに作った サンダーバード風の人形劇です。 本国アメリカで10月に公開されたばかりなので、未見なのですが、強引に紹介しちゃいます。 内容は、 「チーム・アメリカ」とは、世界の平和を守るために設立された「アメリカの」組織。 世界警察なのにチーム「アメリカ」なんだ! テロリストは戦闘機や機関銃などの圧倒的な兵器で容赦なく攻撃し、 核兵器がありそうなところには素早く出動して徹底的に叩き潰す。 結果として、世界のあちこちで世界遺産なみの重要建造物や遺跡を壊してしまうんだけど、そんなことにはおかまいなし。 正義のために世界中を飛び回っているのだ。 ところが、そんな彼らを敵視する分からず屋さんもいる。 しょうこりもなくテロを繰り返すアラブ人なんかがそうだ。 とにかくすべての悪の根源は、北朝鮮のキムジョンイル。 悪いアジア人から、世界の平和を守れ! がんばれ、チーム・アメリカ! とまぁ、こんな調子だそうで。 この映画のスゴイところはいつくかあるんですが、 まず、アメリカ映画なのに、アメリカのやり方も批判してる点。 チーム・アメリカの、相手国のことをまったく考えない正義の押しつけぶり、破壊のムチャクチャぶりは、 むしろ爽快ですらありそうです。 次に、出演者が豪華な点。(最上段の写真右を参照) ジョージ・クルーニー、ショーン・ペン、スーザン・サランダン、リブ・タイラー、サミュエル・L・ジャクソン、マット・デーモン マイケル・ムーア監督、そしてキムジョンイル。 まあ、人形劇だからできたことなんですけどね。 さらにベッドシーン(というかシモネタ)の多さ。 そのあまりの多さからフィルムを大幅にカットされたうえ、R指定がついたとか。 人形劇なのに・・・ 人形劇なのに・・・ もちろん、他の映画のパロディも満載です。 日本では、今春公開されるらしいです。 とにかくこれだけの映画を47億円(本当か?)もかけて作ったというバカバカしさだけでも、見に行く価値がありそうです。 公式サイトはこちら。
by himaohimao
| 2005-02-09 16:47
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