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B級ブログ

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2004年 07月 02日

『バイオニック・ジェミー』

『バイオニック・ジェミー』_a0032792_101450.gifケーブルテレビのAXNチャンネルで、『バイオニック・ジェミー』の第1話を観ました。
これは1970年代に放送された『地上最強の美女 バイオニック・ジェミー』の再放送です。
原題は "The Bionic Woman"

一応、設定を。
  スカイダイビング中の事故で 両足と右手、そして右耳を失ったジェミーは
  機械を埋め込まれる大手術を受けて蘇る。
  彼女は教師をしながら、彼女の秘密を盗むために襲いかかる連中と戦うのだった。

詳しいことは、グーグルで検索すれば分かるので、第一話を観た感想だけを。

    主演のリンゼイ・ワーグナーが若い!

リアルタイムで観てたころのワーグナーのイメージは、右上の写真のような「大人の女性」
だったんだけど、1話の彼女は20代前半のお嬢さんに見える。失礼だけど、小娘と言ってもいい。
まさかこんなに若かったとは…

この番組は『600万ドルの男』のスピンオフ(枝分かれ)番組として作られたんだけど、
スパイアクションが主体だった本家に比べて、ヒロインの私生活が丹念に描かれている。
その分、人間ドラマが厚みを増し、主人公の魅力につながっている。

悪人と戦うときに超人的な力を発揮するのは当然だが、
日々の暮らしの中で起きるちょっとしたトラブルを、持ち前のスーパーパワーで解決するシーンは、
『奥様は魔女』のようにユーモラスだ。
これが本家『600万ドルの男』をはるかにしのぐ人気を得た秘密だろう。

ただ、SF者として苦言を呈するなら…
主人公が右手1本で冷蔵庫を持ち上げるシーンがあるんですが、あんなことすると、
機械の右腕はよくても、それをつなげてある右肩の骨が折れます。
また、機械の両足で猛スピードで走ったり跳んだりするんだけど、
これも腰の骨が折れますね。
この手のサイボーグ化をするなら全身の骨格や筋肉をイジらなきゃならないんだけど、
本編でそれに触れられてないところがB級だなぁと思い、ここで紹介することにした次第です。

by himaohimao | 2004-07-02 10:16 | 海外SFドラマ


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